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ビンディングペダルとフラットペダル

元々は、トークリップとストラップ派なのですが、 現在はビンディングペダルも使っています。

気分で、フラットペダル、トークリップ+ストラップ、ビンディングと使い回しているのですが、最近ふと思うところがあって、ずっとフラペを使っていました。


さてここで、ビンディングのメリットとは?
引き足が使えると、言われていますが、実際皆さんそんなに 6時から12時の間にペダルを引き上げられているんでしょうか?

60回転以下の低回転時は、足の甲に十分に力が掛かるのが、感じられますが、100回転以上の高速域では、全く無理。

昔ながらのロードであれば、登りでは最低のギア比でも40×25位の重ギヤで、突然のスパートでもダブルレバーのため、ダンシング中ではシフトダウンができない。
等々低回転域で高出力を求められる状況が多く、一瞬の高出力を引き足で補うことが必要です。
特にピストのスクラッチ競技などは、0回転から爆発的なパワーを引き出す必要があるので、引き足は絶対必要条件です。

現在のロードなら、昔で言うパスハン並の低いギヤ比も採用され、ダンシング中でもシフトダウンが可能。
このような環境では、回転で出力を補えるので、引き足の出番は薄れているような気がします。

であれば、ペダルと足を固定する意義は?
個人的には、高速、高回転時にペダルを踏み外すと大変危険なので、足を固定する。
と言う説明が一番しっくりします。

久しぶりにフラペで長い距離を走ってみると、結構足が楽だったりします。
自覚は無いのですが、高回転の巡航領域ではつま先より、低回転のパワー領域では土踏まずよりと、自然と足の位置を変えているようです。
と言っても、靴裏の傷つき方を見る限り、5mm程度の前後の違いのようですが、、
但し、常に足を踏み外さないように、足裏全体に変な力が入っているようで、走り終わると普段は感じない部分の、筋肉の疲れを感じます。

普段走ってる40kmのコースでは、タイムを計測しても、フラペではビンディングより、10%以上巡航速度は落ちているようです。

 

そんなこんなで、クリートを付けないトークリップとストラップであれば、若干足を前後させることができ、足を踏み外す心配も無いので、長距離を走るのに最適なような気がします。
多分昔っぽい癖が抜けきらない、今の器材に対応していないのが原因かも知れません。