これまでの4回。 要約すると、
- ペダルを綺麗な円で、全周域で同じ速度で回すのは難しい
一目でわかるペダリング効率 ~だからきれいなペダリングが必要1 - お気軽海外生活
- 難しい箇所を捨てて、簡単な箇所だけに絞り込む
一目でわかるペダリング効率2 ~ペダルは『シバク!!!』 - お気軽海外生活
- 2時~5時位置を狙ってペダルに力を掛けるのが理想的
一目でわかるペダリング効率3 ~どっちに力を掛ける - お気軽海外生活
- 普段は体重をペダルに力を伝える、ここ一発には満身の力でペダルを踏む
一目でわかるペダリング効率4 ~最大出力はどれ位 - お気軽海外生活
今回は、これらのことを踏まえて
効率の良いペダリング → 疲れないペダリング/力を無駄使いしないペダリング
と定義して、
ペダルは重力に従って体重で回す
を中心に考えてみたいと思います。
他を見ている範囲では、こうしましょう と記述している記事が多いですが、
ここでは、こうしたらダメ から話を進めてみたいと思います。
1.6時
良く言われることですが、下げ止まっている箇所に更に下向の力を加えても、力の無駄使いです。
2.12時
こここそが「下へ力を加える出発点」と気合いを入れがちですが、固定されたBB軸を下に押さえつけるだけで、力の無駄遣いです。
シートアングルによって、サドルはBB軸より後ろに位置しているので、実際に12時のペダル位置は思っているよりも前寄りです。
ロードバイクのように前傾姿勢で乗る自転車よりも、シートアングルが寝ていて、乗車姿勢の立ったシティーサイクルでは、12時のペダル位置は感覚的に相当前寄りです。
6時と12時の位置は、この図で示した矢印に対して、90°の角度で入力しています。重力&体重が巧く使えていないですね。
3.3時
これ最も良く言われる理想的な踏み込み位置と言われていますが、落とし穴があります。
右足/左足に50/50の体重を掛けちゃうと、
絶妙にバランスが取れています。全く自転車は前に進みません。
全体重をペダルに預けている。即ち最高に力を掛けているのに、自転車が全く前に進んでいません。
救いようがない力の無駄遣いです。
対して、
重力&体重を100%味方に付けた、理想的なペダリングとなります。
この時の左足はどこへ?
左足はペダルから完全に脚が浮いています。
ここまで完全に左足の力を抜くことはなかなか難しいと思います。
左足/右足 20/80 が常に維持できれば綺麗なペダリングに近づいてきていますね。
究極の引き足ですね。
プロレベル。難しいです。私にはできません。。。。。
前足は2時位置で全体重をペダルに預ける
その時後ろ足はできる限り膝を蹴り上げる
難しく考えずに、これだけできれば、飛躍的にペダリング効率が上がるはずです。
なかなか難しいですが、
練習方法は、
又次回、、、