前回の
一目でわかるペダリング効率5 ~実際にペダルに力を掛ける - お気軽海外生活
両足に50/50で力を掛ける、力の無駄遣いペダリングを
完全に後ろ足の荷重を100%体重を抜いて、推進力に変換するペダルの踏み方に近づければ、理想的なペダリングに一歩近づく。と書きました。
見る角度を変えれば、非常に簡単な話です。
ほぼ100%の人間は、躓かずに歩く事ができる。
歩いている時は、皆さん後ろ足で地面を蹴った後、一歩踏み出す時に地面から足が浮いていますよね。
歩いている時は、後ろ足を地面から浮かすことができるのに、ペダルを回している時には、後ろ足をペダルから浮かすことができない。
ゆゆしき事態ですね。
普段の生活で、少し工夫して、ベダリング効率向上のトレーニング方法の紹介です。
階段を上る時、腰を落として歩いてみて下さい。
丁度2足歩行ロボット「ASIMO」君みたいな歩き方です。
歩き方のコツは
- 尻を後ろに突き出さず
- 赤色部分の太ももを思い切り、みぞおちに近づける
- 土踏まず、踵はステップの外に出し、踵が下がらないようにする
- 慣れてきたら一段飛ばしで上ってみる
腰を落とした体勢でも、階段を上る動作では、後ろ足が階段に引っかかることは無いですよね。
ペダルを回す時、後ろ足に荷重が掛かって、前足の踏み込みにブレーキを掛けている状態は、階段で後ろ足が引っかかって、つまずいている状態です。
階段上りでの前足の動きも、踏み込むタイミングが2~3時の位置に近いところです。
階段上りで、スムースな足運びのイメージを掴んで、ペダリングしてみて下さい。
きっと今迄より、加速の延びが良くなるはずです。
歩く格好が不格好なので、その点はご注意下さい。