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副鼻腔炎手術 ~入院前半

bjc-cherokee.hatenablog.com

入院当日

手術の前日13時半に入院。入院日が日曜日だったため、受付でする筈の手続きは全てナースステーションで行うように指示されていたが、

実際のところは、全て病室で手続き完了。とってもスムースに終了。

病院内/敷地内では禁煙とのことで、隠し持ってきたタバコを、付き添いの娘に没収されました。

手術は翌日13時~ 手術時間は約4時間。とのこと。

前日夕飯はあり。 手術当日は3色絶食。水を飲むのは手術前3時間まで。

ベッドの頭上に

・テープかぶれあり!

・エサを与えないでください。 朝/昼/晩

の札がぶら下げられる。

 

「手術前には必ずお風呂に入ってください」とのことで、シャワーを浴びて、その後夕食。

暖かいご飯が出てくるし、味付けも美味しい。

欲を言えば、味付けが濃いめなので、ご飯がもう少し多いと助かる。

 

日本での入院は、40年ぶりなので大分事情が変わったのかも知れない。

直近の入院は、25年ほど前に中国だったので、これは比較の対象にはならない?

 

特に何もすることが無く、これが良くないのか、明日の手術に向けてソワソワしながら、眠れない夜を過ごしました。

 

手術当日

特に変わったことも無く、朝食抜きで飲み物も朝10時まで。

午前中はやることも無く過ごす。

正午頃女房が付き添いのため到着。

その後、点滴チューブの挿管、ストッキングを穿いて、手術着に着替え徒歩で階下の手術室に向かう。

この手術着、普通の浴衣寝間着を前後逆に装着。襟が前に来るので首が絞まる。

手術室手前の準備室(?)にて本人確認を終え不織布キャップをかぶって、いよいよ手術室へ。

手術台に寝転んで、しばらくすると

「眠たくなる薬を入れますね。」

の「ね」の言葉を聞くことなく、麻酔にやられて意識消失

手術室内で、目覚めと同時に気管支と導尿の管が抜かれる感触で正気に戻った。

いつの間にかベッド移されており16時半頃そのまま病室へ。

眠気が一番。強い尿意が二番。軽い頭痛と、喉の痛み。

ナースさんの

「3時間は絶対安静にして下さい。ゆっくりおやすみ下さい。」

とのことだったが、

尿意が激しく、このまま寝たら漏らす自信しかないので、排尿解除をお願いしたのだが、、全く出ない。

直前まで導尿していたので、強く尿意の感触が残っているのでしょう。

との言葉に安心して、漏らしたら漏らしたときのことと、開き直って寝ることに。

 

17時過ぎ学校帰りの息子が見舞いに来てくれた。

爆笑しながら写真を撮って、家族LINEに写真を上げる。

取り敢えず家族に無事手術終了を伝えることができた。

 

19時過ぎに鼻まわりの気持ち悪さで目覚めて回りを確認すると、手術着の肩枕元に敷いているタオル、汚れ止めの敷物が血の海。

ナースコールを押して、助けを求める。

鼻の詰め物を交換して貰い、離床の許可も出たことから、ナースさんに付き添って貰って、トイレに歩いて向かう。導尿の後が強烈に痛い。何とかベッドに戻り痛み止めを飲んで再び寝る。

21時頃スマホが弄れるくらい正気に戻ってきたので、取り急ぎ家族LINEに現状報告。

 

夜間再び鼻血が溢れナースコール。綿球を取り替えて貰う。

ついでに血まみれの手術着を、自前の寝間着に着替えて、血まみれの使い捨てシーツも撤去して貰う。

枕元に置いてある綿球を自分で取り替えて大丈夫とのこと。

その後30分位毎に自分で綿球を取り替えと共に、喉の痛みと頭痛で一晩中うつらうつらの状態で過ごす。

 

手術翌日

お粥の朝食。昨日一日中何も食べていないので、全然足りない。

午前中に診察を受けて、一回のローソンにコーヒーを買いに行く。

昼食、夕食もお粥。全然力が入らないので、女房と面会エリアで面会した以外は、一日中ベッドの上でゴロゴロする。

 

手術2日目

朝はパン食。昼夜は白米。

朝の診察で

「明日には鼻の中の止血用ガーゼが取れるので、もう暫く息苦しいですが、我慢して下さい。」

と言われるが、、、

鼻の中の異物感がある物の、息苦しさは感じない。何年もの間右鼻は詰まっていたので、口呼吸は極々日常営業。

鼻に詰めている綿球を取り替えるときに、多分引っ張ってはいけない物を引っ張ったようで、鼻の奥が強烈に痛む。

多分止血用ガーゼの端っこを引っ張ったらしい、、、、

取り敢えず綿球だけ鼻から取り出して、横からチョロっとはみ出している糸くず状の物を綿球で内側に押し込んでおく。

ちょっと引っかけただけで、あれだけ痛いのだから、明日のガーゼ外しが恐怖、、

まあ、固着した部分を緩める液体とか、スプレー式の麻酔とか使って、あまり痛くないように外してくれるんだろうな、、お医者さんもプロだから、、

気軽に考えていたのだが、この甘い考えが翌日の地獄を見るとは思ってもみなかった。

 

 

ナースさんの見回りで「お通じは出ていますか?」と質問されてはたと気付いたことが、、

手術3日前の禁煙以来1週間近く詰まっている。

普段から快便快食体質のため、そろそろ苦しくなってきた。

朝のパン食で牛乳が出ているのだが、あいにく乳糖にも丈夫な腹の構造のため、ミルク飲んでもグルグル来ない。

少々焦り出す。

「痛いところは無いですか?」

と聞かれて、痛いところは導尿後の痛みのみ。

本当に手術後の痛みは感じない。  

その後、大量に備えてあった鼻に詰める綿球が少なくなったので、ナースステーションにもらいに行く。

あれ?これなんて言うの? 鼻に詰め替える玉だから、 替え玉?

 

午後、体もなまっているので、ちょっと散歩でもするか?と ナースステーションに行って、行動可能範囲と、皆さんどこで散歩しているのかを問い合わせてみると、、、

「建物の外に出ないで下さい。1Fロビーで皆さん散歩しておられます。」

これは、喫煙者を野放しにしない作戦だな、、

1Fロビーまで運動がてら階段で行ってみるか?

取り敢えず一往復歩いてみる。

ということで、階段を下っていると、、人がいない。幅が広い。B3F~8F迄。

これ丁度良くない?

その後上から下まで2本階段ダッシュ

夜1Fコンビニにおやつのを買いに行くときにも、8F~1F階段ダッシュで一往復。

 

心地よい疲れで夜もぐっすり寝られる。

といいのだが、鼻からの出血は続いており、夜間綿球詰め替えのため度々目覚める。