お気軽海外生活

1コンテンツ1000円以内の自転車ネタが中心です。 お財布負担はライトに、整備内容はヘビーに。

クロスバイクへのフルフェンダー取りつけ

以前に記事にしたかと思っていましたが、書き忘れていたので今更ながら記事にしてみます。

 

前提としてフルフェンダーを装着する目的は、

1.雨天走行時の回転部分への泥水の浸入を防ぐ

2.雨天走行時の人間への泥水跳ね上げを防ぐ

マシンファーストです。

雨降りの場合人間はカッパ上下を着ているので、泥水は諦めて貰います。

 

愛用商品です。

 

汎用製品のため、付属のステーは長めです。

この商品は悪く言えば、取りつけの簡易さは一切考えられていません。

逆に言えば、一度取りつけてしまえばスッキリとした見た目となります。

具体的には、ステンレス製のステーをドンピシャの長さに自分で切る必要があります。

ペンチでは切断できません。鉄ノコ、グラインダーが必要となります。

且つ、合計8カ所あるステーの先端をフィッティングを見ながら少しずつ短くする必要があるので、なんやかんやで、20回位切断作業が要求されます。

 

まずは、フロントフェンダー

BB、ペダル付近への泥跳ねを防ぎたいので、後端はできる限り低い位置まで伸ばします。

なので、フォーククラウンの裏側へ固定することとなりますが、

ここで問題発生です。

自転車によっては、フォーク後ろ側にステーを固定すると、

  

矢印部分が接触してしまいます。

 

もう少しステーを長く作って頂くとありがたいのですが、わがままを言うわけにもいかないので、

元々点いていたステーの固定リベットの頭を飛ばして、新たに1mm厚スレンレス板で作成した長めのステーをボルトナットで固定します。

 

   

フェンダーをクラウンに固定する場合は、Rワッシャーの使用がマストです。

Rワッシャーを使うか使わないかで、後々のネジの緩み・カタつき音など煩わしさから解放されます。

ママチャリのブレーキ固定用ワッシャーなので、あさひさん等一般車を扱っている自転車屋さんでないと入手できないと思います。

 

 

 

 

フロントフェンダーが吊せたら、ステーは後回しにして、リアフェンダーに取りかかります。

リアフェンダーはシートステーに付属のステーで吊します。

この自転車の場合、少々特殊なリベットナッターでの取り付けとなっているのでRワッシャーに座ぐりを入れて、座りを良くする加工が必要となりました。

シートステーブリッジが貫通穴になっていれば、加工無しで市販の後輪キャリパーブレーキ用のRワッシャーで前後から挟んで、貫通ボルトで固定するだけでOKです。

 

 

 

 

吊しタイプの上部ステーは長穴で、タイヤ--フェンダー間の調整ができます。

但し、チェーンステーブリッジ部分は貫通穴に直接フェンダーを取りつける形状のため、厚めのワッシャー/スペーサー&貫通ボルトの長さを取っ替え引っ替え、その度にタイヤを脱着しながら、タイヤ--フェンダー間のクリアランスを調整します。

これが地味に面倒です。

 

 

 

 

 

ステーの角度は各種各様センスの見せ所です。

自由に決定することができるけれども、一度固定するとフェンダーに穴が開いて二度と後戻りできないので、何度も何度もフィッティングしてみて、最期に「エイヤッ」と覚悟を決めて固定することになります。

結局あれやこれやと考えすぎて、3日間固定できずにウダウダしていました。

 

ステー角度は

R下 → F上 → F下 → R上

の順序で決定しました。

 

1.Rフェンダー下側

黄金比(?)と言われている

BB--車軸--ステーのフェンダー取り付け部

が描く三角形が二等辺三角形になるように、下側ステーの固定位置を決定しました。

 

 

2.Fフェンダー上側

フェンダー下側ステーの角度が決定したら、Fフェンダー上側固定ステーの角度をそれに合わせて固定します。

 

 

3.Fフェンダー下側

Fフォーク / 上ステー / 下ステー が3等分の角度になる場所に

フェンダー下側を固定します。

 

4.Rフェンダー上側

フェンダーステーに、2.3.で決定したFフェンダーステーの角度をコピーします。

フェンダーステー下側は1.で既に決定されているで、おのずとRフェンダーステーの上部位置が決定されます。

 



 

 

 

全てのステー位置が決定した後、タイヤとフェンダーの隙間が前後も含めて全ての場所で均等になるように、ステーの長さを決定して切断します。

 

以上の位置決め/長さ決め、が終了したら車体に取りつけます。

フェンダーは走行中の振動がもろに伝わる部分なので、取り付けナットにはナイロンロックタイプのナットを使用すると安心です。

 

見た目にこだわりたい方は袋ナットも有効です。

 

文章で書くと、えらく複雑な作業をしているようですが、作業中は楽しみながらやっているので、あっという間に時間が溶けていきます。