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中国のやり方・日本のやり方

半日以上かけて、病院の中をうろちょろして、結果一番足りないのは、「インフォメーション」だと感じる。これは、病院に限らず、仕事をしていても、常に感じること。結果が出れば、相手に伝える。のみであり、途中経過を報告する。と言う概念がないようである。
ただ、中国人全般的に、これは承知しているようで、間に立って仕事をしているときなど、「どうなった?」との電話が頻繁にかかってくる。こちらは、「進展があり次第、すぐにそちらに状況を説明する。」と回答をしていても、矢の催促。
裏を返せば、日本側の仕事の方法も、会議会議の連続で、なかなか結果・中間報告が出てこない。中国側からすれば、「日本人は会議ばっかりで、全然話が進まない。」決定権を持つ人間がちゃっちゃと、結論を出せ。と言う言い方になる。
日本では、細部にまで綿密に計画を立てて、仕事が流れ出せば、計画に基づき仕事をこなす。本来の計画の中で、方向性がズレた場合の対策まで、オプションの計画として、作業内容が取り決めされているので、少々のことでは、引っかかりもなく、スムースに事が運ぶ。完璧な連携団体プレーが用意されている。
引き替え、中国では、まず仕事ありき。計画を練っても、その時々に、問題が発生するのは当然。あらかじめ計画を練るだけ時間の無駄。常に問題を解決するのが仕事。と言うスタンス。最も中国国内はこの調子で、発展し続けているので、この方法がよいか悪いか? アメリカのP&G社の創立段階も、こんな感じで、どんどん大きくなったと聞いてるが・・・。
問題は資金繰り。現在のように、中国バブルのソフトランディングを目指して、国家が融資を規制している状況では、一度資金に詰まった時点で、全てが止まってしまう。うちみたいな零細は、確実と言えば聞こえは良いが、内情は小心者であり、これで中国の荒波をくぐっていけるかが、やや疑問。