瀋陽で今日"世界旅遊節"が始まった。
う~ん、直訳すれば「世界旅行フェスティバル」よけいに訳わからん。目的はよく分からないのだがお祭りである。
本日のメインは、市のメインストリート約5劼魍胴颪"花車"が、お国柄を前面に押し出したド派手なデコレーションで2時間に渡って練り歩く。リオのカーニバル風に人も出る。
日本の出し物のテーマは「盆踊り」。最近の反○でどうかとは思っていたのだが・・・。
台の上に上がっていた、日本政府関係のお仕事をしておられる方に聞いた話では、
反○スローガンを声高くかがる群衆。手でライフルを作って狙い撃ちをする者。物が飛んでこないだけ儲け物。と言って肩を落としていた。
一部の人(特にお年寄り)は、手を振ってくれたとニコニコしていたが・・・。
オイオイちょっと待った。もしかして皆が皆友好的に手を振ってくれると思ってた訳?
沿道には、数ヶ月前に愛★無★で、領○館に石を投げ込んだ連中が当然いるだろうに。当然それを踏まえての上での今度の出展でしょう。だからうちも寄付金一口乗った訳で、、、。
中国で生活していると「日本人だから」と厭な思いをする事が良くある。当然である。中国に限らず以前行ったヨーロッパでも日本人であるが故に厭な思いもした。
幾ら日本で外交問題を研究しても「肌で感じる」ことは、その国に暮らしてみないと分からない。政府が血税をつぎ込んで外交員を、海外に派遣するというのはそういう事だと思う。
でもどうも違うらしい。
「私は日本政府の人間です。友好友好。仲良くしましょう。」(政府の・・の所をちょっと威圧的に)無理矢理作った仲良しグループ内での楽しいひととき。
最終報告は、「○○国の人はとっても親切でした。めでたしめでたし。」 アホくさ。
結局、外務省海外安全情報の中にいつも書いてある事だが、
「海外では自分の身は自分で守る」
当然の事かも知れない。