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今日のニュース

今日の広州テレビのニュースで、「住宅の予約購入を禁止する。」か、予約購入に対する銀行融資を禁止する。だったか・・・、食事の支度をしながら見ていたので、はっきり聞き取れなかったのだが、どちらにしても又一つ、中国で加熱する不動産投資を規制する法律が出来た。(広州限定の条例かも知れないが)
はっきり言って、今の中国はバブル状態。

最近車を運転していて気づくのが"ダンプの暴走"。日本のバブル期も同様で、先ず箱を作る。箱を作るために建築からバプルの煙が立ちこめる。建築会社が銀行から融資を受けて、設備投資をする。はじめは重機・ミキサー車。次に接待用の高級車。ダンプ。中国では先ず、高級車からだったが。。
新車のダンプで、効率よく土を運ぶ。空荷のダンプは狂ったように次の仕事に走る。投資の回収を急ぐから一日に何回転もトラックを走らせる。年を取ったドライバーでは体力が持たないから命知らずの若手ドライバーを雇う。日本では2年以上の経験で大型免許を取得できるが、中国の免許制度では、初めて教習所に通う時点で大型・普通が選択できる。言ってみれば、日本の小型・中型二輪のような物。当然路上は、走る凶器のオンパレード。

日本では同時期に消費が増えて物流が盛んになり、長距離トラックの爆走が始まった。新車のターボパワーに物を言わせて、逆反リーフスプリングで、高速の坂道をガンガン上っていった。登坂車線なんか必要なし。中国のと言うか、中国東北では、まだ爆走長距離トラックはまだ多くない。

日本と中国では、少しバブルの形状が違うようで、「金があれば使いたくなる日本人。」に対して、「バプルに乗るために借金してでも投機に走る中国人。それに群がる利権屋。」その割には中国の株式市場は、冷えている。最も海外の金融市場が、これだけ冷え込んでいれば、中国一人勝ちも不可能かも知れないが、、、逆に言えば動産面については、国際化していると言えるかも知れないが。

打ち出の小槌だった銀行を国が監視しているお陰で、不動産バプルは、今年いっぱいで崩壊とならなくても、冷え込むのは目に見えている。

不動産から何に乗り換えるか?
今年の国慶節明けが見物である。