お気軽海外生活

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娘が退院

一週間経って、やっと退院の許可が下りた。
短いようで長かった一週間。入院友達・お世話になった病院関係者に、一通り挨拶して退院。
同日に手術した隣のベッドの男の子は(後日ウチが個室に引っ越したので、ちょくちょく遊びに来ていた。)経過が思わしくなく引き続き入院。それでも、「お姉ちゃんバイバイ」と言って、元気に手を振ってくれた。「あんたも良くなって、早く退院しーよ。」
その後、付き添いの喫煙室友達にも、退院のごあいさつ。小児科病棟のため、付き添いの親が結構喫煙室にうだっていたので、なんやかやと友達になった。(妻曰く"何でそんなに知り合い居るの?")
入院中は、唯一の外国人と言う事で、結構面白がって、話をしていた。基本的には、病気の子を持つ親同士。特に反日感情むき出しということもなく、楽しく過ごせた。
中でも、「(戦争)映画の中に出てくる日本人。今でも日本人はああなのか?」
と言う質問が、一人の口から出た。返答に少し口ごもると、横からもう一人がすかさず、
「あれは戦争時の話。あの状況では、中国人も日本人も関係なく、当然の事。戦地の一般人は殺るか殺られるかの状況。基本的に日本人は、礼節を世界一重んじる文明的な民族。戦争の時と、今の事を比べてどうする。」
子供の回復を思う気持ち。と言うのは、日本人・中国人と言う違いはないし、政府の勝手な思惑で始めた戦争で、命を落としたくない。と言うのも日本人・中国人どちらも同じ。
案外入院していると、こんな普通の事に今更ながら、気が付く。