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ニュースから

楽天人気商品…ブルガリキーリングは偽物だった
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_08/t2006081110.html

中国に住んでいると"ブランド"と言う意識が曖昧になってくる。
"ブランド"と言う物の定義の問題。
当然全くのイミテーションバッタ物という物もあるが、これは比較の対象にならないので、ここでは触れない。

現在世界中のブランドが、工賃の安い中国で製造している。よって工場横流し品が、至る所で売られている。本元の同じ生地・本物と同じライン・本物と同じロゴ。唯一違うのは正規代理店で販売されていないと言うこと。

では正規代理店で買えば本物か? 答えは"No"

中国でもブランド商品は、引っ張りダコ。
あるメーカーの中国営業マンに聞いた話では「正規代理店」の看板を上げると、客が信用するので、バッタ物売り放題。当然本物と同じ価格で販売するので、利益も取り放題。従って販売店は無理をしても正規代理店の権利を欲しがる。
営業の仕事は、この手の代理店の摘発がメイン。自らのプランドイメージを守るために、販売窓口を絞ることが仕事。
営業の仕事は、数多く売るだけが脳ではないようだ。
あくまでもこれは実用工業製品ブランドの販売例。

ファッション製品のブランド物となると・・。
品質なんかは、はっきり言って解らない。
 ブランド=雰囲気 である。
要するに、ブランド品は高価。わたしはこんな高価な物を持っています。と言う意思表示。ならば値札を付けたまま歩いてれば、いいのだが、これはあまりにも露骨すぎ。だから皆一目で見て解る派手なロゴを背負ったブランドに人気が集中する。多分こんなところ。

以前うちの親父の車のシフトノブをあるメーカーのウッドの部に交換した。当時売り出したばかりの新製品。数年使っていて、すり切れても磨き込まれていい艶をしている。
今乗っているチェロキーのシフトノブも、迷わず同一ブランドの同一商品を購入。但し新しく購入した商品は、白木に色ラッカーをかけた物。何年か使っているうちにすり切れてみすぼらしくなってきた。
詐欺にあった感じ。
新製品は力を入れていい商品を作った物の、コストが合わずに材質ダウン。数年後、品番も価格も同じ手抜き品にチェンジ。
同一ブランド・同一品番の商品は、何十年経っても同一品質。これがほんとの意味でのブランド。このブランドの商品今後は二度と買わないと心に決めた。