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ニュースから

自動車整備士>「ポルシェの神様」工場に死す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061202-00000051-mai-soci&kz=soci
加藤氏がお亡くなりになられた。
ご冥福お祈りいたします。

知り合いでも、会った事がある訳でもないが、色々な所で話は、聞いたことがある。
相当性格が悪そうに、また、伝説的な新聞記事になっているが、今まであちこちで目にした記事では、細かな所まで手を抜かずに、整備する人のような印象を受けていた。

現物のポルシェクランクも、見たことがあるし、各所で紹介されているポルシェエンジンの写真を見ても、一般市販車と思えないくらいの精度で作られている。
このエンジンに手を加えて、一つ上のエンジンにしてしまうのだから、相当きめ細かい加工を積み重ねないと、良い結果がついてこないのは、簡単に想像できる。
多分ボルシェ専門の整備士さんは、そんな人ばかりだと思う。その中で、「神様」と呼ばれているんだから、相当神経質な人だったと思う。一般的に言えば、"偏屈"。
この辺りから、新聞記事にする時に、尾ひれがついてこんな表現がされたのだと思うのだが・・・。

しかし、いくら神様でも、車の整備中にしたじきになってしまうのはどうか?
素人整備だって、自分の身が可愛いので、安全には十分すぎるほど気を遣う。実際今まで自分自身でも、整備中には何度となく、痛い目をしてきている。幸い今までの所死んでいないので、こうやってアホなことも書いてられるのだが、何をやるにも死なないのが基本。

「命がけで」と言っても、ホントに死んでしまっては、シャレにもならない。「命がけ」の"命"は、あくまでもプライド止まりにしといた方が平和。


整備の駆け出しの兄ちゃんが、見よう見まねで、親方のいない所で、ジャッキ掛けたままで、タイヤ外して車の下に潜り込んで押しつぶされたら、「またかいな」と思う程度だが、これだけのキャリアがある人が、何でこんな事に・・・。

因みに中国では、フロアージャッキで、下に潜り込むのは、普通のようだ。まずウマを使って作業しているのを見たことがない。
道ばたで、車道側にジャッキハンドルを出して、タイヤ外して、車の下に潜り込んでる。ほとんど自殺行為。
あんまり事故例を聞いたことがないけど、結構あれで死んでる人間は多いと思う。

自分自身も、気をつけて、作業しなければ。