5時間30分
今日の作業時間。
昨日に引き続き、フロントアッパーアーム左側を交換。
古いゴムブッシュの抜き取りは、昨日要領を得たので、割とスムースに20分くらいで完了。
調子に乗ってガンガン外していったので、今日は金属に残っているブッシュの残骸が、結構多くこれを除去するのに1時間近く。
結局新しいブッシュを挿入するまでの、前処理時間は、昨日と変わらず。
電動ドリルなどが使える環境であれば、回転砥石を付けて、あっという間の作業のはずが、不自然な体勢で手作業と言うこともあり、時間を食った。
ドリルはあっても、電源がなければ無用の長物。
コードレスドリルがあれば、、、、いや要らない。
今日の作業では、ボルト穴あわせが無茶苦茶時間が掛かった。
ノーマルゴムブッシュだったら、アームの交換は、一本1時間半位の作業だったが、さすがにウレタンブッシュ。そう簡単には、作業が進まない。
メーカーがゴムブッシュを採用する目的は、色々あるそうだが、そのうちの一つ、公差の吸収。
ボディーを作るときも、できるだけ図面通りに作るのだが、ラインの問題その他で、図面通りぴっちりに作れない。
極端にひどいものはないにしても、3mm程度の狂いは当たり前らしい。
ここに、ガッチリ取り付けてしまうと、片方のねじは入っても、もう片方が入らないという状況が発生する。
ここでメーカー採用の柔らかいゴムブッシュ。
取り付け穴に、柔らかいゴムをカマすことで、適当に付けられることが可能になる。
今回のウレタンブッシュ交換はこの逆。
今まで、ロアアーム両方・アッパーアーム右側を交換しているので、今までの、しわ寄せが最後のアッパーアームにモロに来た。
時間をかけて、何とかかんとか、0.5mm位まで寄せてきたのだが、もうちょっとのところで、ねじが入らない。
結局、ロアアームのねじ穴を0.3mm位拡大し、ボルトを叩き込んでつじつま合わせ。
アームのウレタンブッシュ交換については、4本とも同時にリフトに上げて、交換後一気に締め上げるのが効率的のようだ。
しかし疲れた。 明日は筋肉痛確定。