お気軽海外生活

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自動車見学 ~2

この前電話で聞いた、OBDについて再度質問すると、
OBD = 自己診断
までは分かっていたのだが、排ガスのクリーン度を自己診断する装置だという認識。
北京は、排ガス規制が厳しいので、OBD無しの車は販売できない。
と言うことらしい。
OBDに関わる設備・技術者は、北京以外に配置していない。
よって、北京以外でOBD付きの車を売ってもアフターサービスができないので、OBDを外しているとの回答。
ここでまた、いたずらの虫がうずき出し、、、
「じゃ北京以外でこの車買ったらECUに関わる修理は不可能?」
と聞いたら、
「あなたの質問は専門的すぎて、ここにいる技術者では回答できない。」
だって、、、
ダイアグコネクター短絡で、故障コード呼び出せよ。。。
にしても、外部からセンサー信号を変化させての総合診断は不可能。

もうちょっと、中国の実情考えてから、2世代くらい前の電子制御技術を全国投入した方が得策では?
メーカーとして、ちょっと見栄をはり過ぎなような気がする。

もう一つ、展示車で明らかに塗装のおかしい車があった。
よく見ると、前ドアエッジ部分の傷を塗装して、色が合わんかったんで、後ドアにまでぼかしを入れている模様。
じっくり観察していると、ショールームのお姉ちゃんが、
姉「何か?」
私「板金跡が、、、」
姉「ここにある車は全部新車です。絶対にそんなことはありません。」

なにやら奥の方でゴソゴソ、、、、
姉「どこが修理跡なんですか?」(結構強気)
私「ここの塗装の色が・・・」
姉「分かりません・・・」(フェードアウト)
やっぱり修理してたのか、、、

ついでにサービス工場も見学してきた。(勝手に眺めてたとも言う)

板金。
日本の板金に慣れた目で見ると、ディーラーと言えども、荒が目立つ。
厚付けバテは、鉄板を出さずに盛りつけているし、パテを水研掛けいてる。
引っ張られて、鉄板の合わせ目のコーキングが剥がれていても、コーキング剤剥がし&再埋め込み無し。
チリがあってない。 等々。
エンジン整備にしても、スナップボタン付きの作業着で、フェンダーエプロンを掛けずに、作業している。
フロアーマット、シートにカバーを掛けずに、作業着のまま座る。

結構立派な工場で、時間工賃も高額を請求するんだろーな、、この工場。やってることは、その辺の整備工場と一緒の内容で。。。。

日系企業のサービス店なら、もうちょっと頑張って欲しい気がする。