お気軽海外生活

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いたずら

中国のマイカーブームは鰻登り。

ご多分に漏れず、ウチの従業員も、パンフレットを貰ってきた。
日本ブランドの大衆車のカタログ。

ちょっくら覗いてみると、
  "環境基準 ユーロ(OBD北京販売車のみ)"
なんじゃ・・・??

OBDは、アメリカ規格のECUダイアグシスノーシスだろうが、
何で北京販売車のみ?

「カタログ記載事項については、フリーダイアル○○○にお問い合わせ下さい。」
と書いてあるので、いたずら半分で電話させてみた。

結果、、、
「OBDでない車は、北京で販売できないことになってます。」
と言う回答。
OBDは、排ガス清浄装置みたいな物。と言う事である。

アホか。。。
お客様ダイアルの対応の人間が、全然説明できないのである。

個人的な推測では、
北京のみに、OBDを使いこなせる整備士がいて。もしくは北京にしかOBDの機械が無く、地方都市では、OBDを用いたエンジンの整備ができないのでは?
それとも、現在北京は、排ガス規制が厳しく、北京スペシャルのECUでエンジンを制御している。そのECUのみOBD機能・端子を持っている。
地方都市では、燃料の質の問題・ディーラーの整備能力の問題で、そのECUを使うことができない?

どちらにしても、その辺の内容をユーザーに説明できない、裏事情&サービスセンターの従業員の質。に対しても、ちょっと疑問。

この車を北京以外で買ったら最後、ディーラーに持って行っても、まともな整備・サービスを受けられないことは間違いなし。
買わないに限る。

もうちょっと従業員教育してから、電話対応させてよ、○産さん。
こうやって、又一つ日本企業の評価が落ちていくんだろうな。