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フラッシング&オイル交換その後

ずっと悩んでいた油圧の問題が、だいぶ解消した。
夏場でエンジンに熱がこもると、アイドリングで油圧1.5kgあるかどうか、100km/hで巡航していても3.0kgちっとという状況だったのが、
少々熱がこもっても、アイドリング2.3kg以上高速巡航では、4.5kg以上を維持するようになった。
新車時はアイドリングで、3kg弱の油圧があったので、完璧に元通りとはならないが、非常によい状態。

今回オイルは、シェルヒリックスSG15W-50を準備していたのだが、オイル交換直前にひょんなことから、整備工場お勧めのあやしめのエンジンオイルを使ってみた。SH15W-40。雰囲気的には、ポリマー成分の多いオイルのよう。
フラッシングを行った直後でも、結構オイルに汚れが入っているし、ティッシュに垂らしたところ、汚れの分散性もまあまあだし、油圧も安定し、ノイズもいい感じなので、とりあえずポリマーが細切れになるまでの間は、フラッシング仕上げ剤として、使ってみることにする。

今まで、ずっとエッソのユニフロを冬は5W-30夏は15W-50を使い分けてきた。去年の夏は、15W-50を使っても、油圧が上がらなかったので、オイルの特性と言うよりは、フラッシング効果によるノイズ低下と、油圧安定と考えていいかも、、、

但し、6年以上ユニフロ一筋だったのだが、初めの頃はSHグレードだったのが、SI・SJ・SLと変化してきている。SLになった頃から、油圧低下が始まったような気もする。オイルの相性というのも、あるかも知れない。

フラッシング効果で、ノイズの現象は理解できるとしても、油圧の上昇は?
オイルポンプリリーフバルブの汚れが落ちて、密閉性が良くなったとしても、変化が大きくなるのは、リリーフ限界圧までの話で、高速巡航時のリリーフバルブが開いた時の油圧は変化しないはず。
オイルラインの汚れが落ちることにより、オイルの流れがスムースになることにより、逆に油圧は落ちるはず。
唯一流れが良くなって、油圧上昇に影響があるのは、ストレナー-オイルポンプ間のオイル経路だけ。
ストレーナーの目詰まりが解消されて油圧上昇?
すでに油圧低下が起こっていた、コンロッドメタル交換時に確認したところ、ストレーナーはキレイだった。

何となくやったことと、結果が結びつかないのが釈然としないが、とりあえずいい方向になってきているので、よしとしよう。