お気軽海外生活

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氷滑り

この前降った雪は全部溶けて、路面はドライなはずなのに、なぜか所々で氷が張っている。
誰が水を撒くんじゃい。という感じでメインの幹線道路なんかを走っていても、時々ヒヤッとすることがある。

ウレタンブッシュの評価は今のところ上々。氷に足を取られても車の立ち直りが早い。
思ったのが車が縦滑りをする。という事。
滑ったときに、後輪が遠心力に負けてダラリと滑っていかない。
アクセルを入れると、横滑り3に対して駆動7みたいな感じで、スピンに持って行かれないような気がする。
派手にカウンター角度を付けたドリフトでなく、ゼロカウンターで滑り続けるような感覚。
初めて滑った印象の、「かなり手前から距離の長い流し方」というのは、この辺りにあるような気がする。

但し欠点として、氷が平坦でなく車の姿勢が崩されると、4輪共にグリップを失って平行移動する感じがする。
尻だけ滑って突然向きが変わるのも乗りにくいが、瞬間的とはいえ車体全体でスパッと一気に持って行かれるのは結構怖い。

ブレーキについては、ロックしかけると一気にスパッと行く。
今迄より、最後まで食いついている様な気がするが、過度特性が結構シビアかも、、ロック解除も早い。少しブレーキを緩めるとスッとグリップを取り戻す。
中間の曖昧さが消えたような感じ。逆に言えば粘らなくなった。しかも限界自体が結構高い。一歩間違えば昔のハイグリップタイヤ的な特性。
今迄ダルダルだったジープから、普通の乗用車的になったとも言える。

どちらにしても、だいぶ体が慣れてきてこれはこれで乗りやすいと思えるようになってきた。

ドライ路面よりも、氷上で車の特性がよく見える。
やっぱり滑る路面はおもしろい。