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ハンチング&ハイアイドル。今度こそは直ったかも、、(期待を込めて)

ここ半年ほど悩みまくっている、ハイアイドル&低回転域でのハンチング。

先週スロットルボディーのガタを疑って、バタフライと軸の固定ねじを緩めて、バタフライを落ち着かせてみたところ、たまに規定アイドリングまで回転が落ちるときの、落ちが早くなった。
先週末に、隣町まで仕事で高速を飛ばして帰ってきたところ、きれいにアイドリングが出ている。ハンチングも消えているよう。
乾いたぞうきんを絞るように、知恵を絞って状況分析。
気温が高くなり、水温計の針が90℃まで上昇している中で、高速で走って良くなると言うことは、、、
1.ラジエーター内で高温のクーラントが速いスピードで攪拌され、洗浄効果が上がった。
 → アイドリングに関係するのは、、水温センサーが掃除された。
2.吸気系のカーボンが吹き飛ばされた。
 →アイドリングに関係するのは、、スロットルバルブの閉じが良くなった。

その前のバタフライ調整も兼ね合わせて考えると、バルブボディーとバタフライの摩耗&ガタで、設計以上にアイドリング時に空気を吸っている?
アイドリング時のバタフライはほぼ全閉。ほとんどがアイドルスピードコントロールバルをバイパスする空気で吸気がまかなわれているはず。低回転域も、バタフライがほとんど空いていない状態での吸気なので、ハンチングに関係するのかも知れない。

と言うことで、安易にバタフライ付近のカーボンをキャブクリーナーで掃除。バタフライとスロットルボディーの間に咬み込んだカーボンを飛ばして、完全密着させようという目論見。
結果、、ハイアイドルの症状が悪化。。。
今までカーボンがパッキングの役目を果たしていたようだ。
高速走行後、症状が改善されたのは、バタフライが開きっぱなしの状態で、堆積したカーボンにブローバイガスが引っかかって全閉時の隙間が埋められた? という行き当たりばったりの分析結果に基づいて、、、

スロットルボディーを外して、ストッパーを緩めた状態で、再度バタフライの固定ねじを緩め、スロットルをパカパカ開け閉め。落ち着いた頃を見計らってバタフライを固定。ストッパーのねじを調整してみると、調整前に比べて、8山程度戻した位置で調整が出る。

要するに今まで、バタフライ&スロットルボディーが偏摩耗して、ある部分では引っかかり、ある部分では隙間があったと言うこと。
スロットル軸方向には、広めのバルブクリアランス程度のガタつきがある。0.8mmくらいか?
スロットルボディーAssy交換の必要があるかも知れない。

取り敢えずこの処理で、アイドリングも規定値安定。ハンチングも解消。スロポジのアイドル接点が切れる時点のアクセルレスポンスも自然になった。
これで、暫く様子を見てみることに。

それにしても、バタフライの調整は、ソレックスなんかのツインキャブでは、前後キャブのバタフライ位置を神経質に合わせた経験があるが、インジェクション車では初めて。全く必要とは思っていなかった。
やっぱりこの辺りはMade in Chinaのアメ車? 摩耗が激しいのでは?