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オイル下がりほぼ確定

エンジンオイル交換後、定速走行時のカーノックは軽減。
アイドリング中の突然のむせ込みも、ほぼ無くなった。
なんと言っても、アイドリング中の排気ガスの臭いが爽やか。

オイルを変えたことにより、オイルの粘度が上がり燃焼室内に入り込まなくなった。というのが多分正解。但し、オイルが上がっているのか、下がっているのか、それとも両方か?これは断定しにくい。

オイル下がりと考えて今までの状況を検証すると、
・9万キロ頃から兆候が現れ、11万キロ頃から徐々に悪化、13万キロを超えた頃から重症化してきたと思われる。。。
・初めの頃は、アクセルOFF直後の加速で問題が出だしたので、オイル下がりの症状に一致。この頃は、プラグ交換で完治。下がってくるオイルの量が少なかったので、点火が強ければ十分にオイルを焼き切れるレベル。
・この前のプラグ交換の時には、プラグコードの劣化と重なり、プラグの自己浄化作用以上のオイル量が下がってきていたので、オイル下がり特有の白い堆積物でなく、煤けた堆積物として付着。
・エアフィルター交換での改善は、詰まったフィルターがチョークの役目を果たしていたので、インマニに強い負圧が発生。バルブガイドからオイルを引き出していた。
・チェロキーは、元々空燃費が濃い方なので、センサー劣化によりさらにリッチ側に。結果オイルに疎外されていた点火と相まってミスファイヤーを誘発。センサー交換により、少しは燃えやすい条件に空燃費が補正された。
・排ガス測定の結果の、CO多めHC少なめは、オイルが燃えていたので、不完全燃焼。燃焼状態も悪いので、燃焼室内の温度が低め。
・ラッシュアジャスター交換後ヘッド廻りのオイル循環が良くなった。時期的に、オイル下がりらしき症状が悪化したのもほぼ一致する。

このように考えると、ほぼオイル下がりの線で決定。

でどうするか? →バルブステムシール交換に決定。
プラグ穴から空気を押し込んで、シール交換も一つの方法。これは却下。
この前のプラグの状況から見て、燃焼室もギトギトの状態のはず。当然Exバルブ側のシートは、激しくカーボンを咬み込んでいるはず。
ヘッドを降ろして、バルブを抜いて、摺り合わせ&シール交換。

OHVエンジンなので、カムを下に置いたままにするのでヘッドを降ろしは、2stエンジン並みに楽勝。今分からないのは、燃料ホースにワンタッチコネクターを採用している。一回外すと再利用不可なパーツかも、、、
後必要なのは、ヘッド周りのガスケット。パルプスプリングコンプレッサー。たこ棒。パルプコンパウンド
ヘッドを降ろさないと、オイル上がりがどれ位あるか?バルブガイドの打ち換えが必要か?ヘッドの面研は?
一番の問題は、どこで作業するか?

とりあえずは、2週間ほどの時間が必要になりそう。