お気軽海外生活

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アメ車考

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アメリカのBIG3が、ほぼアウトのご時世。

http://mainichi.jp/enta/car/news/20090609dde012040010000c.html
社説(?)としては結構おもしろいと思う。

で、自分なりの勝手なアメ車考。
アメ車に特に強い思い入れがないので、相当言いたい放題。
「昔のままの車作りをしていたら、今でも世界で通用してたんじゃない?」
昔と言っても80年代頃。写真のチンチクリンなキャデラックセビルが登場した頃。


アメ車は基本的に作りが雑。(のような気がする)逆に言えば、使い方・メンテナンスが雑でも、そこそこ走ってくれる。

何年か前までは、壊れない車世界一に輝いた車は、トヨタカムリ。結構何年もの間一位の座を守り続けたと思う。
でも、カムリオーナーの車の使い方、メンテナンスの仕方、は相当壊れにくいと思われる。
有る程度の年齢で、そこそこの収入もあり、特に車に思い入れがないオーナーが多いのでは?
こんな条件ならば、車に負担の掛かる走り方もしないし、改造もしない。メンテナンスは少しくらい値段が高くても、信頼のおける整備工場で予備点検も十分・消耗品も早期取り替え。
車が壊れない条件としては、最高に整っているはず。
壊れなくても当然といえば当然。

アメリカ車に話を戻すと、砂漠の中で立ち往生したら命に関わる、こんな国で生まれた車は、一部具合が悪くなっても、何とか命拾い出来る場所まで数百キロを持ちこたえて走ってくれないと話にならない。
ガソリンも田舎に行けば低品質。元から燃費が悪い車も、粗悪燃料を使っても、そこそこの燃費で走る。
大きなメーカーが共通部品で車を大量生産するので、サードパーティーの品質の問題がない安価なパーツが、市場で供給されている。

条件が整っていない国では、希薄燃焼・霧化促進→マルチホールインジェクターは、採用できないはず。
最近の日本車の4ホールインジェクターなんか、詰まってくれと言っている様な物。それを嫌って濾過性能の優れた燃料フィルターを採用すればすぐ詰まる。メンテナンスをさぼれば、燃料ポンプに負担が掛かって、早い段階に路上で突然死。

日本車に採用される最新技術は、車を取り巻く全ての条件が完全に整い、完璧な状態の車が、どれ程省燃費か?環境に優しいか?
なんか、もやしっ子みたいな日本車。でも環境の整った日本で、10年10万キロ。2年毎の車検に完全整備。の条件さえ整えば、文句の付けようのない最高性能の車であることには間違えない。

変に日本車のまねをして、同じ土俵で勝負を仕掛けたアメ車の負け。

次に来るのは、、個人的には、
燃料問題で注目を浴びているガスホール(アルコール燃料)。
ブラジルで一日の長があるVW
危険だから。ということでガイアックスの使用を禁止した日本で甘やかされて育った日本車。
さて、技術力でひっくり返せるか。