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油圧系点検

油圧の低い症状について総点検。

ギボシのオスメスを改造してセンサーに合う端子を準備。それにコードの両端に接続してジャンプコードを作成。
それをセンサー/コネクター間に割り込み。

ネクターを外すとメーターが振り切れ、コネクターをアースに落とすとメーターはゼロ。メーター側は大雑把に問題なし。メーターゼロで警告灯が点かないので、警告灯用圧力スイッチは別にあるよう。

油圧センサーの基準値は、
油圧      0   3   5.4    (kg/cm2)
抵抗値     1   46   87    (Ω)
ざっくり言って、抵抗値=油圧×15

エンジン停止時 抵抗値0
冷間アイドリングでメーター読み 1.5kg/cm2 抵抗値18
冷間空ぶかしでメーター読み 3kg/cm2弱  抵抗値32~38
センサー単体で、ミニコンプレッサーに繋いでテスト。
コンプレッサーメーター30psi(2.1kg/cm2) 抵抗値28

結果として、
センサーは標準より低めの出力。
メーターはセンサーの出力値より高め表示。
結論はメーター表示はほぼ実質油圧?

とすると、今まで暖機後のメーター表示の0は?
メーター表示0(=実質油圧)、あんなにヘッドカバー内にオイルが回るだろうか?
疑問は深まる。

どちらにしても、オイルポンプの交換は必要。