お気軽海外生活

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破壊癖?

昨日久しぶりにスキーに行った。

女房が子供を連れて日本に帰っているので、友人(といっても10以上年上の方)に誘ってもらって、"弓長鈴"という瀋陽から100km程度離れたスキー場に初挑戦。

スキーは上の子供が小学校に入る直前に行ったので、かれこれ5年ぶり。
前回は、大連付近の日本のスキーメーカーが開発したスキー場。
オープン初年(?)だったので、板もブーツも当時の最新。
カービング」を始めて穿いた。

で今回はというと、、キャップでもない板。多分90年前後のモデル?
もっとも自分の持っている日本にある板と同時期なので、滑り慣れた板とはいえるのだが、、 ボロい・・・
まずビンディングの調整、係員がロックを外して、、、動かない。
力任せに引っ張ると、、、バネが ビョ~ン。バラバラに、、、
板交換。
2本目リフトから降りたときに、、、スカッ ? ブーツが割れた。
ブーツ交換。
唯一無事なストックは、、リフトに乗っている時に携帯が、、、ポケットをごそごそしていると、地面に引っかけてグニャ。まっこれはボロイは関係ないのだが、、、
半日で、一通り破壊制覇、、、自慢になってない(-_-;)

この前のオルタネーター事件から、破壊の神降臨か?と思ったが、一緒に行った友人も、ブーツのバックルがもげたり、板が引っかかったりと、何回かゲレンデ-貸し出し窓口の往復をしていた。

で、ストック。個人的に長いストックが大好き。身長から言えば125~130が標準らしいが(昔風のセレクト)、滑って気持ちいいのは135。大きく両手を開いて凧のように全身で風を受けて、ターンのあいだ中内側のストックをテールの辺りでシャラシャラやっているのがお気に入り。
でもだいたい貸スキーにあるのは125が最長。これだとどうしても、ウエーデルン的な滑りで、今ひとつストレス発散にならない、、、

前回行った大連のスキー場では、ストックは選び放題・取り替え放題。
とりあえずは、固定概念で135で滑った。 長い。125? 127ぴったり。
板が変わると、滑り方が変わるのは判ったが、ストックの長さまで変わるとは、、
カービングを使っても、結局は閉脚で滑っていたのだが、、、
なんか、足を肩幅で開いて、、って競技的で、どうも力が入ってのんびり滑っている気になれない。若い頃と違って、ガンガン雪面を蹴って曲がっていくスタイルだと、長続きしないというのが大きな理由ではあるのだが、、
カービングは、元々力を入れずにクイクイ曲がっていく板らしいのだが、、開脚するとつい雪面を蹴飛ばしてしまうという古い固定概念が邪魔をして、
多分、自分で自分の滑りに合ったカービングの板を買って練習すると、思い通りの滑りができるのかもしれないが、、そんなに行ってる時間もないし。

結構いろんな事を考えさせられるスキー体験でした。