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アベノミクス

最近話題のアベノミクス

 ・円安による輸出大国復活
 ・所得UP
 ・インフレによる国内経済の活性化

本当だろうか?

労働集約型の産業では、300ドル/月の賃金水準がボーダーライン。
もし1ドル1000円位であれば、日本の国際競争力は無敵。
但し、そうなると一般生活の大部分を輸入に頼る日本にとっては致命傷。
どんなに円安が進んでも、200円の水準は夢の又夢。
この相場で国際競争力のある給与水準と言えるのだろうか?
反対にこの給与水準であっても、メイドインジャパンは国際市場に認められる商品を製造することができるのか?
現実世界中で売れている家電製品は、付加価値を省いたお手軽商品ではないだろうか?

では、世界的に高水準の人件費の日本国内で製造した商品は、世界で受け入れられるのだろうか?

結局はごく一部のメイドインジャパン商品のみが恩恵を受けて、現在の生活を支えている消費財は円安のあおりを受けてインフレ傾向。結局所得が少々増えたところで、国民生活が向上するとは思えないのだが、、

アベノミクス。本当に日本を取り巻く人件費の安い諸外国を視野に入れた政策なのか?
疑問が残るところである。