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自転車トレーニング効果 ~2~

前回の続き

自分のモチベーションアップの為に書いています。
素人の視点で書いているので、適当に流して下さい。

有酸素運動とダイエット。
ダイエットの一番の着目点は「血糖値」
運動を長時間続ける事により血糖値が低下し、それを補うために体内の物質を総動員して、血液内の糖値を回復させるのが生命維持の仕組み。
日常的にこの状況が発生すると、体は飢餓状態にあると判断して、それに耐えうる体を作るためにカロリー摂取が行われると、即座にインシュリンを大量分泌して脂肪を蓄えようとする。

これを上手に利用して体作りをしているのが角界の力士。
睡眠時カロリーを摂取しない状態で極限まで追い込む朝稽古。その後カロリーを大量摂取後体を休める。
急激な血糖値の乱高下を意図的に繰り返し、効率よく脂肪を蓄えることにより、相撲に特化した「瞬発力のある筋肉」と「強烈な張り手から身を守り不動の重量を持つ脂肪」のみで構成された肉体を作り上げている。
持久力をそぎ落として、相撲という特殊な格闘技に特化した、力士の体を薬物等一切使用せずに作り上げる、長い歴史に裏付けされたトレーニング方法は非常に感銘を受ける。

翻って脂肪を落とす方法。
力士の体を作る方法と逆の方法で、血糖値をなだらかに推移させることに重点を置く。
ごくごく基本的に、
1、一日決まった時間に食事をする。
2,間食は控える
3,カロリーの必要に応じて食事を摂取
血糖値はカロリー摂取後1.5~2.0時間でピークを迎えるので、1、2,により24時間毎に規則正しく、食事の回数だけ山を作る食習慣を行うと、体が環境に順応して、必要以上に血糖値が乱高下しなくなる。
3、は睡眠中は基本、基礎代謝以外のエネルギーを消費しないので寝る前の摂取カロリーは控えめにする。また睡眠中に血糖値のピークを迎えないようにピークを過ぎた後に入眠する。
一日を6時間毎4等分にして、
1.6時間睡眠
2.次の6時間中に一日の80%のカロリーを摂取
3.残りの12時間で残り20%を摂取
要するに朝起きてがっつり食事して、昼もがっつり食事して、夜は早めに軽く食事する。
まぁ、世間一般に言われていることそのまま。

そして、自転車によるエアロビクス運動。
運動中は基本的に食事をしないので、エネルギーを消費すると一気に血糖値が下がり出す。この際脂肪を分解して血糖値を上昇させる方向に働いて、ダイエットになるのだが、そうそうレスポンス良く血糖値は上昇してくれない。
すなわちタイムラグが生じて一時的に、血糖値推移の綺麗な曲線が乱れるので、これを補い、綺麗な下降曲線に補正する程度のカロリーを外部から摂取することが必要。
簡単に言えば、脱水を防止する程度にスポーツドリンクを飲めば、スポーツドリンク中のブドウ糖で十分。涼しい時は普通のスポーツドリンク、暑い時は2倍程度に薄めたスポーツドリンクに塩少々入れとけば事足りる。
ダイエット目的の自転車の乗り方なら、補給食まで準備しなくても十分。