お気軽海外生活

1コンテンツ1000円以内の自転車ネタが中心です。 お財布負担はライトに、整備内容はヘビーに。

自転車トレーニング効果 ~3~

自転車は有酸素運動と言うお話。

これは乗り方による。絶対、、、多分
例えば、通勤で町中を乗ってる時等は、減速/加速の連続で一定速度で巡航できるシチュエーションというのは殆ど無い。

路肩の障害物を避けて車道にはみ出さざるを得ない状況では、中間速度から一気に車の流れに合流するためにトップスピードにまで持って行く時等は、これはもう完全に無酸素運動
多分首の筋肉以外は、全身の筋肉を総動員してダンシングするので、全身無酸素運動

有酸素運動/無酸素運動と並行して、アイソメトリック/コンセントリック/エキセントリックトレーニング。

自転車での運動は、
・下半身は、コンセントリック/エキセントリックの繰り返しで、アイソメトリックの運動はないものの、
・上半身は、シッティング中はアイソメトリック。特にハンドルを引いての高回転域では、相当高負荷のアイソメトリック運動が要求される。
ダンシングの加速時も、自転車を振らなければ、腕はアイソメトリック。大きく車体を振った場合は、腕のコンセントリック/エキセントリックの繰り返し。
腹筋背筋もダンシング時はコンセントリック/エキセントリックの繰り返し。

こう書いていると、自転車による運動が全く一点の盲点もない様な気がするが、
夜のサイクリングコースをノンビリ走っている時は、全くの有酸素運動のみ。
精神的には最高のリフレッシュができるので、どちらかというとこちらがメイン。

もう一つ、自転車で決定的に不足するのが関節の可動範囲。
ペダルに効率的に力を伝達するためには、クランクの回転面と、踵や膝の軌道が作る回転面が完全に平行になる事が要求される。結果として本来三次元方向に動くはずの股関節/踵関節の可動範囲を極端に制限する必要がある。
膝関節についても、完全に伸びきるとパワーをロスするため、敢えて膝が完全に伸びきらないサドル高さにセッティングするし、上達すればする程長時間膝を完全に伸ばさない非日常的な運動を強いられる事になる。


上半身は、ハンドルを握る位置、ケイデンスにより、色々な姿勢を要求されるので、その都度肩甲骨の位置が大きく変化して、最近流行の肩甲骨剥がし運動には適しているような気がする。

で、自転車で足りない運動をどう補うか?
については、又次の機会に、、、、