お気軽海外生活

1コンテンツ1000円以内の自転車ネタが中心です。 お財布負担はライトに、整備内容はヘビーに。

前カゴの安全な使い方

一般自転車のお話です。

「前カゴ」便利ですね。買った物をポンッと放り込んで、次の目的地に。
自転車の気軽な使い方に、マストアイテムと言っても過言ではありません。
ハッキリ言えば、スポーツ車系の荷物の載せられない自転車は、ある意味自転車の手軽さを大きくスポイルしてしまいます。

ただこの前カゴ、荷物を手軽に放り込める便利さとは裏腹に、色々な危険をはらんでいます。

1.初めて自転車に乗るお子さん
ただでさえフラフラとしか走ることができない、おちびさんにとっては、少量とは言え、ハンドルにのしかかる加重は大敵です。
カゴがあるとついつい使いたくなる物。子供用自転車に標準装備されている前カゴはお子さんが上手に自転車に乗れるようになるまでは、取り外してリックサックに荷物を持たせてあげましょう。

2.前カゴには蓋を
前カゴは、入れた荷物が運転中にも目視で確認できるようになっていて便利なのですが、時にはこれが危険を引き起こすきっかけとなります。
段差で自転車が跳ねた時に、前カゴの荷物が飛び出すことがあります。
・段差を乗り越えた時
・ある程度のスピード
の条件が重なっているので、当然不安定な状況ですが、視界の中の荷物が飛び出すと、反射的に行動を起こしたくなるのは人の常。
自転車が不安定な状態で、
・ハンドル上に視線が固定
・片手離し
・極端な前輪加重
こける要素満載です。
よほどのバランス感覚が無ければ間違えなくこけます。
荷物が跳ねる程のスピードが出ているので、こければたたでは済みません。
なので、ひったくり防止として売られている、前カゴネットでキッチリと予防することが大切です。

安全に前カゴを利用しましょう。