懸案だったオイルポンプを交換。
買ってきた新品のオイルポンプを分解して、各部のバリ取り・初期アタリのペーストを塗り込み、ネジロック剤を使って組み付け。
ばらしたときのお約束で、リリーフバルブワッシャー噛まし。
その後オイルを入れて手回し慣らしを1時間ほど、、
12万kmで、コンロッドメタルを交換しているので、4万km弱でのオイルパン剥がし。
オイルパンの底にゴッテリと金属スラッジが、、、非常に細かくて材質はアルミっぽい? もしかしてメタル??
キラキラっぽくないのでアルミ鋳物のような感じ。総鋳鉄エンジンなのに? ・・・後で判明、、
オイルパンパッキンの後端からのオイル滲みが結構あるので、オイルパンをはぐって、パッキン交換するのにも、適当な時期かも。多分このパッキン5万km辺りが交換時期のよう。
作業は比較的スムースに進行。唯一以前からズルッていたExマニ・フロントマフラー取り付けネジも、一時帰国の際に入手していたKo-Kenのナットツイスター
http://www.koken-tool.net/index.php?main_page=advanced_search_result&search_in_description=1&keyword=%A5%CA%A5%C3%A5%C8%A5%C4%A5%A4%A5%B9%A5%BF%A1%BC
であっさりとクリア。これ最強各サイズ揃えたくなった。
オイルポンプの固定ネジもナットロック剤で固定。ネジの焼き付き防止剤と共に、ロックタイトのスティックタイプが最近の定番。
で、下から確認できる範囲で点検すると、、、
カム山
綺麗なアタリが出ている。(OHVなのでオイルパン側から点検)
シリンダー
1.2.3共に前側に手で触って判る位の縦傷。0.04位の深さがあるかも、、ピストンリングの下限以下まで傷が付いているので、リング折れではなくピストンスカートとの接触痕の可能性大。上死点で止まっているシリンダーで点検したところ、上に行く程傷が浅い。
ピストンの首振り方向でないのが気になるところ、、、
問題もなく組み上げて、15秒程空回しの後エンジン始動。アイドリングで3kg/cm2を超える油圧。
オイルポンプを交換して正解。
検証のために古いオイルポンプをばらしてみると、セカンダリーギアの軸のガタが原因。そのためセカンダリーギアが首を振ってハウジングを削りながら回転していた。
おかげでアルミ鋳物のハウジングがズタズタ。オイルパンに溜まっていたアルミ粉の原因はこれ。
リリーフバルブについては正常。
後は毎日オイル漏れがないか点検しながら走って様子を見ることに。