お気軽海外生活

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雑記

7月末8月末とちょっとバタバタして、月一ペースで日本に一週間づつ程度滞在していた。
この時、借りたレンタカーの感想。

2回連続で借りたトヨタのイスト。
最初に借りたときから、2000km程距離が進んで再度レンタル。
7月末に借りた時は、高速を渋滞含め2時間近く走った後も、全くタペット音も出ずに、オイルの良さをべた褒めしたが、8月末に借りた時は同じ条件で走行後のタペット音が少し気になった。
前回と比べて気になる程度で、普通で言えば静かな範囲。
一回目の印象があまりにも良かったので気になった程度。

全体的に最近の車は、冷却系が弱い?
ある意味各パーツの耐久性が上がって丈夫になっているのだが、パーツの耐久性に頼りすぎた設計をしすぎているような気がする。

冷却水が少ない。
ラジエーターは前オパーハングにあるので、容量が小さい方が運動性が上がるのは判るし、軽ければ省エネ、交換するLLCが少なければエコ。
小さいラジエーターを使って、キャップで高圧を掛けて少ないLLCで最大限の放熱効果を得る。
でもこれって、ラジエーター・ホース・各部のパッキン・ガスケットにすごい負担を掛けているような気がする。
最近のラジエーターキャップはほとんどが1.0kg/m2以上。昔みたいな0.7・0.9っていうのはほとんど無い。

エンジンオイルにしてもそう。
相当熱的に苦しいと思う。ウチの中国で使ってるゴルフだと、1.6Lエンジンで、フィルター交換すると4.5Lのオイルが必要。熱的に相当余裕がある。
と言って日本車は、カムが2本有ったり、タイミングチェーンに戻ったり、ラッシュアジャスターが付いていたり、やたらとオイルに頼っている割には、オイル容量も少ないし、オイルクーラー純正装着の車がほとんど無い。

CVTの効用は、省エネだけでは無さそう。前回借りたFITのCVTで高速を走ると、1.3Lエンジンで、100km/h走行時のエンジン回転数が2000RPMそこそこ。MTでもATでも、7速ミッション位でないと実現できないのでは?又そこからのもう一踏みの加速がスムース。
高速巡航で、これだけエンジンの回転数が少ないと、冷却水・オイルに相当優しいと思われる。
エンジン出力にしても無理をしている感がないので、ピストンの側圧についても、結構優しそうな気がする。

多分今の実用車では、
CVTミッションの車でロングストロークのNA。
1.3L以下。腰高じゃない軽も可。
できれば同型のターボモデルがある車で、大容量ラジエーター・水冷オイルクーラーが有れば、それを移植。ラジエーターキャップを低圧化。
通年で5W-40の化学合成オイルを1万kmでフィルターと共に交換。2万kmに一度オイルフラッシング。
こんなのが、理想的な選択のような気がする。
どんな車があるのかな?

それともう一つ驚いたのが、うちで使っているゴルフ。
社員に空港まで迎えに来て貰ったのだが、
 フルサイズトランク×2
 段ボール箱大×1
 手持ちのバッグ×4
 大人×3
 子供×2
これだけを楽々積み込んで、空港から40分程度快適に移動できること。

日本の車は、リアシートが非対称分割だとか何とか小技が利いて使いやすそうだが、ドイツ車の懐の深さには、まだまだ遠く及ばない。
これにはビックリ。