六角レンチの入る穴。錆びるとテンション下がります。
今迄は、リューターにブラシを付けて錆落としをしていました。
しかしこの作業の欠点として
ネジの取り外しが必要
付けたままだと、体勢が苦しかったり、回転に弾かれたブラシがパーツに傷を付けたりするので、車体にネジを取りつけたままでは、作業が困難です。
5mm穴のキャップボルトを例にすると、
左が4mmヘキサゴンレンチ。右がボルトの頭にフィットする5mmレンチです。
さび取りには、一つ小さい4mmレンチのボール接触面を使用します。
ボール接触面側にウエスをかぶせて、先端に「ピカール」を少々。
後は、ネジの六角穴に突っ込んで心ゆくまで、グリグリします。
Before After
軽度な錆ならそこそこ綺麗になります。
ネジを取り外す手間もなく、手空きの時間にチョコチョコっとできるお手入れに最適です。
お掃除後は、鉄がむき出し状態で錆びやすい状態になっているので、ヘキサゴンレンチに被せたウエスに、防錆油を染み込ませて、クリクリ塗り込んであげれば、綺麗な状態を維持することができます。
水の、浸入/穴の奥に溜まる。これが六角穴を錆びさせる原因の一つです。
これを少しでも防ぐ方法として、六角穴をキャップで塞ぎます。
上がゴム製 下がアルミ製の防水キャップ。
5mm穴の物が多く売られています。自転車でよく使われている4mm、6mmのサイズは、入手が困難です。
このキャップを使える場所には全て被せています。
特にお勧めしたいのは、キャリパーブレーキの固定ネジ。
このネジ、泥水に激しくされされる場所にある上に、レンチの入る六角穴と雌ネジがスットントトンに繋がっています。
取り外す場合、時によってはレンチの掛かる六角穴に詰まった泥を、小さなマイナスドライバーで掻き出さないと、レンチが掛からないほど汚れています。
泥が侵入したネジは、回す度にジョリジョリと嫌な感触が手に伝わってきます。
防水キャップを被せることで、これらの泥汚れが解消されます。
お勧めです。
参考になれば、是非お試し下さい。