お気軽海外生活

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使いやすい工具を作る ~ボールベアリング掴みピンセット

工具絡みのつぶやき連投ですが、

 

今回はアグレッシブな 工具改造を紹介してみようと思います。

 

ボールベアリング掴みピンセット。

手芸界隈では「ピーズピンセット」なる気の利いたピンセットが存在するようです。

 

近所の手芸屋を回って見たのですが、現物が見当たりませんでした。

では通販? 現物見たこと無いものを買うには抵抗があります。

当然自作です。

 

素材は? 当然100均です。

   

 

 

 

0.8mmのドリルを使用して、片側は突き通し穴。もう片方は途中まで。

その後穴を広げれば出来上がり。

 

   

 

それなりの形になりました。

 

   

フロントハブのベアリング。

   

ペダルのベアリング。

 

先端加工していないピンセットでベアリングをつまむと、

・緩く握ると落とす

・力を込めると滑ってはじけ飛ぶ

イライラしますが、

先端に加工を施すと、軽く握って振り回しても、強く握っても、ベアリングはガッチリピンセットの先端にとどまります。

 

見た目肉が薄く強度の心配がありそうですが、穴開けがなかなか進まないほど固い材質なので、ベアリング専用に使用すれば問題はなさそうです。

 

唯一の問題は、このピンセット磁性化する種類のステンレスです。

ドライバー先端の、磁性化/消磁マグネットでたまに消磁してあげる必要があります。

磁気化すると、ベアリングが貼り付いて目的の場所にセットしようとしても、ピンセットの先から外れずに作業がはかどりません。

 

以上、いたずら半分で作ったピンセットです。

誰か様のご参考になれば幸いです。

工具を使いやすくする ~SSTの手直し

専用工具として売られている工具を、更に自分仕様に改造しようというお話です。

 

フリーハブのフリーボディー蓋開け工具を購入しました。

常用する工具ではないので、400円程度のお手頃価格商品を選択。

 

蓋開け一発目に力を加えたところ、なんとなく不安定な手応えが、、、

慎重に作業を進めて、何とか事なきを得無事取り外しに成功。

 

車体から取り外した部品と、工具を見比べて不安定な手応えの原因を探ります。

 

   

一目瞭然ですね。

   

少し斜めに力を加えると、かなり傾きます。

これが力を加えた時に発生する不安定な手応えの原因です。

 

原因さえわかれば、解決方法は簡単。

長い爪を短くすれば、問題解消。

 

   

二本の爪を削って、部品の凹みにジャストフィット。

これで安定して使える工具に変身しました。

 

この「爪の長い」問題、

・工具の爪が長いのか?

・部品の凹が浅いのか?

 

どちらにしても、今回は専用工具なのでもっとスペシャルに、この個体専用に特化した工具に返信させました。

 

もしこの「部品の凹が浅い」と仮定すれば、次回別の個体に使用した際には、このスペシャルツールの爪が奥深くまで掛からず、力の伝達が悪くなる可能性もあります。

 

お勧めはしませんが高級な工具であれば、それなりの材質を使用しているので、

・爪が短く、接触面積が小さくても、

・爪が長くて、斜めに接触して角部分のみ点で接触したとしても、

作業が進める事ができそうです。

当然高級工具でも、ぴったりのサイズで使用するのがベストであることは当然ですが、、

プロの場合は「工具が合わない→工具発注→納期遅れ」では多くのお客さんは納得しないので、しっかりした素材の高級工具は必須となります。

 

如何せん今回のこの個体専用に改造した工具は、他のサイズ違いの個体に使ったた場合の保証はありません、

安いので、又新しく買ってその個体に合う改造をしてもいいと思います。

 

プロの作業ではなく、アマチュアが趣味で作業をするには、使用頻度の少ない特殊工具を一流メーカー品で揃えるとなると、お値段の面で躊躇することとなります。

いくら財力があっても、高級専用工具にお金をつぎ込むよりも、もっと楽しい使い道を探した方が幸せになれます。

 

自転車のメンテナンスはあくまでも手段であり、その車体で楽しむのが目的のはずです。

、、メンテナンスそれ自体も楽しみですが、、、

 

極端でなければ、安い工具でも目的に合わせてチューニングし、正しく使用すれば、十分に使い物になります。

微妙にガタつきのある高級工具よりも安心して力をかけられる事と思います。

唯一耐久性には期待できないと思われます。プロのようにヘビーユースしなければ問題ないと思われます。

 

 

今回は、専用工具を更に使い方に特化した工具への変身方法をツラツラと文章にしてみました。

 

長寿命リムテープ ~必殺技

リムテープの小技紹介です。

リムテープは一般的に2年程で要交換。と言われますが、

よく解らないので、常に安物を使っている身としては、新品装着後数日でニップル穴落ちパンクした経験があるものの、高級品にも疑い半分で、

安物リムテープ+以下の方法で運用しています。

 

結論として、最大4年ほどほったらかしにした物もありますが、リムテープニップル穴部分への落ち込み変型も殆ど無く、継続利用も可能な状態でした。

超強化長寿命リムテープと言っても過言ではありません!

但し、長年使用したリムテープは取り外し過程で、引き延ばすと弾力が無く、伸び伸びでリムに沿わしてもブカブカで使い物になりませんでした。

 

前提として大切なことです。

新品のリムの場合、ニップル穴にバリが出ていることがあります。

     

バリ取りナイフなどを使って、綺麗にバリ取りすることによりトラブルを未然に防ぐことができます。

リムテープを議論する前に、このような部分に気を配って組み上げることが大切だと思います。

 

 

その1 PPテープ

このテープで先にニップル穴を塞いで、その上にリムテープを嵌めます。

リムの溝部分に嵌まる太さに調整して両面テープで固定します。

一周びっちり貼り付けなくても、60°に一カ所程度固定しておけば大丈夫です。

上からリムテープで押さえつけて、最終的にはチューブに空気を入れて圧着するので、位置がズレたりする事は経験上ありませんでした。

 

細い幅に合わせてテープを加工するのは「裂けるチーズ」より繊維に沿って綺麗に裂けるので、癖になりそうです。

但し、

安物、、と言って良いのでしょうか? 

・・・縦に綺麗に裂けない物があります。

見分ける方法は? 解りません。 

・・・斜めに裂ける物を買ってしまった場合は、諦めてください。買い直しです。

 

その2 グラスファイバーテープ

粘着テープにグラスファイバーの糸が貼り付けられています。

何種類かの幅の物が売られているので、リム溝幅に適合する幅のテープを買って利用します。

家に昔に買った幅広の物があったのでチマチマと、細切りにして使用しましたが、面倒なのでリム溝幅にマッチする物を買うことを強くお勧めします。

 

欠点としては、糊がネタネタになります。パーツクリーナーで拭き取れば簡単に落とすことができますが、この一手間が少々面倒です。

 

以前プリンターを買った際に、カバー部分を開かないように固定するために、このガラス繊維テープが使用されていました。

綺麗に剥がれ、糊残りも全く無かったので、この商品メーカーが解れば是非使ってみたいと思っているのですが、、、

 

 

以上、リムテープに関する流用ネタでした。

 

 

 

minne.com

 

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EVの未来形 ~ニュースから

ENEOSなど3社、EVのバッテリー交換ステーションを京都に開設 最短5分で交換

news.yahoo.co.jp

凄い技術ですね。

5分でバッテリー交換ができるのであれば、充電渋滞/難民問題が緩和されるのではないでしょうか?

但し、5分のバッテリー交換作業にたどり着くまでに、1時間待ちでないことを祈ります。

更に言えば、もういっその事

「カーシェアにすれば?」

充電残量少なくなったら、車ごと乗り換える。

シェアバイクの電動アシストみたいに、目的地に着いたら返却場所に返して、用事が終われば、又満充電の自転車を借りる。

 

充電問題も、路駐問題も一石二鳥で解決しませんか?

 

EVの最終形は、スロットカーみたいに、充電専用車線を走っていれば、スマホみたいに非接触電力供給で走りながら充電するみたいな、、、、

高速道路であれば、ETCで電気代金支払いできるし、、、

外部から電源供給できれば、巨大な充電池を積む必要も無く、車両の軽量化も可能。

実際トローリーバスだと、あれだけ大きい車体でも、大人の男が5人もいれば、楽々押して動かせる程度の重量。

軽量化は今後のEVの大きな課題であるようなような気がします。

 

 

自転車乗りの方々には共感してもらえると思いますが「軽量化こそが正義」

過去にも書きましたが、自動車でも軽量がいいと思うんですが、最近は安全性、快適性向上のためか、ライトウエイトスポーツと呼ばれる分野の車が無いのが残念。

キビキビ走るという点では、やっぱり軽自動車が一番かも、、

 

bjc-cherokee.hatenablog.com

 

bjc-cherokee.hatenablog.com

 

 

Vブレーキシューの取りつけ ~個人の意見

Vブレーキのシュー取り付けで、相談を受けたので、ちょっと書いてみます。

 

シマノのディーラーマニュアルを元に説明を進めていきます。

 

★ブレーキシュー取りつけ部分に入れるワッシャー

ネジを外した途端、沢山のワッシャーが散乱して順番が全く解らなくなった。

これについては

「注意して分解してください。」

としか言い様がありませんが、元の状態・数量が把握できていないと、落としたワッシャーの捜索においても、問題が発生しますので、基本のマニュアルに立ち返るのが得策です。

また、大量のワッシャーの順番についても、マニュアルを参照するのが近道です。

但し、上図にだけ頼ってはいけません。

あくまでも一例です。

組込の順番については、以下の注意が書かれています。

 



ここ32mm以上との表記があります。

 

ワッシャーBの(厚い/薄い)を入れ替えて 

具体的には、

このようになります。

この部分の距離32mmは、ブレーキ引きしろだけではありません。

 

 

 

 

上図補助線の説明です。

青太線 ブレーキ開放状態

青細線 ブレーキ開放状態のブレーキシュー下端

緑太線 シュー新品時のブレーキ利き始め位置

緑細線 シュー新品時効き始めブレーキシュー下端

赤太線 シューすり減った時のブレーキ利き始め位置

赤細線 シューすり減った時効き始めブレーキシュー下端

青太線緑太線の隙間がブレーキの遊びと言うことになります。

 

左右図の シュー新品時とすり減った時のブレーキシュー下端 に注目してください。

左図の方が、差が小さくなります。

寸法[A]が大きい方が、ブレーキシュー下端の変化量が少ないということが解ります。

 

シューとリム当たり面の位置関係

シューの上下幅と、リムのシュー当たり面の幅は、

シュー上下幅+1.5mm > リムあたり幅

程度でしょうか?

新品シュー取り付け時に、リム上端から0.5mm程度のクリアランスで取りつけると、リム下端側には1.0mm程度のクリアランスとなります。

ノーメンテナンスで、使い続けると、シューがすり減り、シューの当たり面はどんどん

下方向に移動していきます。

 

変化量が大きいとどうなるか?

ここで寸法[A]が狭い条件で、シューがすり減ると、シューはリムの当たり面を大きく逸脱することとなります。

 

適正に調節しても、シューがすり減るとシューがリム当たり面の下側に脱線し、シューの偏摩耗が生じます。

シュー下側に、耳ができています。

どの位が適正範囲かは解りませんが、

寸法[A]が小さい状態で、新品シュー交換以降ノーメンテナンスの自転車で、シュー下側の耳が大きく成長し、ブレーキ操作のつど耳が引っかかりスムースな操作を邪魔している個体を見たことがあります。

ブレーキシューの実効あたり面積が減少すれば、当然ブレーキの効きも悪くなります。

 

きっちり調整しても、新品からシューの寿命迄の間に2~3回程度のメンテナンス

内容としては、

 ・シューに刺さった金属片の除去

 ・シューの当たり面のサンドペーパーによる清掃

 ・シューの位置調整

など必要になるかと思われます。

 

寸法[A]については、ザックリと

シュー新品時に赤線の部分が、垂直になっていれば、良いのでは?

個人の感想です。

 

乗っている人の日々の点検メンテナンスは必須ですが、

もし長期間点検できないお子さんなどの自転車をメンテナンスする際には、使い込んだ後の・すり減った後の状況がどうなるのか?

を想像してメンテナンスしてあげて下さい。

 

 

 

サドル沼 ~やり過ぎ?

サドルの表革張り替えネタです。

張り替え+あんこ増しを行います。

 

まずは、元々の表革を剥がします。

このサドル、以前にクッション性向上を目論んで、後ろ側にあんこ増しをしています。

 

今回は、表革がやれてきたので張り替えついでに、更なるあんこ増しを行います。

 

あんこ増しに使用したスポンジ材はこれ。

200×200mm一枚ホームセンターで、200円ちょっと。以前から使っていますけど、これまで耐久性等々問題が出たことが無いため、ずっとこれを使っています。

 

 

 

 

適当な場所に貼り付けます。

使用接着剤は、定番のG17

 

も良いのですが、お勧めは、ダイソーのゴム・革用接着剤。

接着力は問題なそさうです。

安い理由は、有効成分の含有量の低さ。要するに、薄い・シャブシャブ

ゴム・革用接着剤(25mL)jpbulk.daisonet.comアカンやん、、、 と思われそうですが、これが優秀です。

革。特に裏革を接着する際には、成分が濃いと巧い具合に染み込んでくれません。

そのため、G17を革に使う場合には、普段はうすめ液で希釈してから使います。

塗料用ラッカーうすめ液の代用も可能です。

 

ダイソーの接着剤であれば、元々薄まった状態で売られているため、希釈の手間が省けるので、ベストチョイスです。

 

心ゆくまで形成します。大まかにカッターナイフで切り出してから、粗め(♯80-120程度)のペーパーで仕上げていきます。

 

軽石お勧めです。サクサク削れて目詰まりも少なく、

・パンク修理のチューブのヤスリがけ

・ブレーキシューの劣化面研磨

にも威力を発揮するので、一本持っていても損はないです。

 

 

厚度1.2mmの馬革の端切れが手元にあったので、買いに行くのも面倒くさいのでそれを利用。

表革に一本直線を引きます。サドルのセンターとなる大切な基準線です。

愛用のマーカー「ユニボール金」

革にも着色しやすい。見やすい。ウエットティッシュで簡単に拭き取れる。入手性が良い(CanDo)。

 

 

 

先ほどのセンターラインを基準に、革をタッカーで仮止めします。

 

サドルのふちを型取

2まわり大きめに裁断します。

一回りは、折り返しの「のりしろ」。

外側の一回りは、「つまみ」。

接着剤は「のりしろ」だけに塗布します。

最外周にまで接着剤を塗布すると、貼り付け時に指先が接着剤まれになり作業効率ダダ下がりとなります。

 

 

ふち取り線の直線部分以外の外側は、漉きを入れます。

別たち

若しくは

アートナイフpro平刃

 

 

ひとまず先端のみ接着します。

 

 

続いて、センターのラインを合わせて後端を接着します。

 

 

後はこんな順番でしょうか?

引っ張りながら、

③一番凹部分を接着

④⑤凸部分先端を接着

その後、点と点を繋ぐ部分を曲線に合わせて絞り込みながら皺がでないよう努力しながら貼り付けます。

接着剤が乾いたら、つまみ部分を切り取ります。

 

出来上がりです。

 

 

 

 

これ位の皺なら、後でヒートガンで炙れば無くなります。

ヒートガンがなければ、ファンヒーターで炙る。

アイロンをかけるのもありです。(硝化綿ラッカー仕上げの革に限りますが、、)

 

漉きさえ入れていれば、そこそこ纏まってくれるので、

後でリカバリーできるので、あまり神経質にならずに接着しても大丈夫です。

 

個人的に、サドルの形状としては、後端部分に引っかかりがある物が好みです。

UCI規定で使用禁止になるほど効率の良いサドルconcor sprintも、後端部分が立ち上がっているので、それなりに理屈があるのかな? と思っています。

流石に乗り降りの際に不便そうなので、ほどほどに後端に引っかかりを付けています。

concor sprint - Google 検索

蹴返し削ってみた

蹴返し。

最近、絶滅危惧種となっているペダルに生えている角です。

 

 

  

 

トゥークリップを拾う為のペダル裏面に生えている出っ張りなのですが、このVP-389Tの蹴返しは、形状的に問題ありです。

 

 

 

ツルッとしていて、全然靴裏に引っかかりません。

ペダルがクルッと回って、スパッとクリップを拾って。できません。

ストレスです。

信号待ちから発進して、クリップが拾えずに爪先クリクリしてる様子は、端から見てて怪しさ満点だし、自転車に乗るのが嫌になるほどイライラします。

 

というわけで、改良してみました。

 

 

     Before

 

 

  

    After

 

削って引っかかりを作りました。

これでイライラせず快適に乗れるようになりました。

 

めでたし、めでたし。

 

ペダルは VP-389T

クリップ付きで踏み面がフラットなため、スニーカーで乗れるので便利です。

但し蹴返しが今一つ

別売りの蹴返しも取りつけられないので、今回の改造に踏み切りました。

 

 

この手の仲間で、MKSGR-9、とても良いペダルだと思います。

娘のクロスバイクは、GR-9 + ハーフクリップの運用です。

これの蹴返しは実に作りが良く、気持ちよくクリップを拾うことができます。

 

 

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