お気軽海外生活

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輪行 ~オヤヂの愚痴

今回飛行機で輪行を企んでおります。
 
飛行機輪行で大切なのは、自転車を預けることが可能かどうか?
いくらこっちが張り切っても、飛行機会社がダメと言ったら、輪行できませんからね。
 
調べた範囲では、
南方航空 自転車は3辺の合計が158cm以内
  →700Cロードはムリ。(追加料金を払えばOK)
大韓航空 203cm以内
  →預け荷物は一個のみ。それ以外のスーツケースが追加料金対象
全日空  スポーツ用品(自転車含む)293cm
 
重量は全て23kg以下。
 
全日空以外選択の余地はなさそうです。
 
とりあえず自転車をバラします。
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コンパクトに纏めるために昔ながらのフォーク抜きです。
 
 
梱包して
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通販で買った際の箱に収納します。
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元々は前輪のみ外した状態で収められていた箱なので、長さ方向を短く切り詰めて使用します。
 
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ちょこちょこっと、あり合わせの材料でミシン仕事。一回しか使わない物なので、適当に現物合わせで仕上げてあります。
 
 
この状態で90*70*20cm 合計180cmです。
コンパクトに収まりました。
 
↓↓↓ これより以下オヤヂの愚痴炸裂 ↓↓↓
 
輪行する際には、JCA 日本サイクリング(サイクリスト?)協会の会員になって、国鉄の窓口でチェックを受けた後、手荷物料金150円(?)を支払って輪行していました。
 
JCAの会員になった時に、輪行の手引きというちをチラシ貰った記憶があります。希望すれば輪行講習会にも参加できたはずです。
JCAの会員証を取り上げられると、その後輪行できなくなるので、輪行の際は毎回真剣勝負で、荷物を纏め、他の乗客に気を配っていた記憶があります。
 
多分自転車が倒れて他の乗客が怪我をするとか、重大な問題が発生しない限り会員証の取り上げはなかったと思いますが、規定に従った輪行方法でないと、手荷物として電車内に持ち込みを許可してもらえませんでした。
 
そんな先人(含む自分!!)の努力が社会に認められて、各公共交通機関から自転車に対する理解が得られた結果、現在のストレスフリーな輪行が認められるようになったという経緯があります。
 
最近の輪行を見ていると、ペラペラの生地のすぐ内側にチェーンリングを収納していたり、外側に向けてフリーホイールを収納していたり。
昔ながらの丈夫な帆布製輪行袋ならまだしも、最近の軽量輪行袋であれば、ことさら収納方法をもっと真剣に考えて貰いたいと思います。
 
ネット上では、ゴミ袋を使った輪行等とふざけた記事を見かけたりしますが、本人のドタマをそれでぶん殴ってやりたい気分になります。
 
ギヤーがどれほど鋭利で、他人に危害を及ぼす物か真剣に考えて、
梱包方法、器材の選択、固定方法etcを改めて誰かが声高に提議する時期に来ているのではないかと思います。
 
駅前の人通りの多い場所で自転車を組み立てている輩も時たま見かけます。
 
輪行者が他の乗客のご迷惑になず、共存できる社会。
これからも、輪行で自転車の楽しみがもっと広がる社会。
輪行を取り巻く環境が悪くならないようにと願っています。