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自転車交通事故 ~生き残る方法

前回のブログ 自転車交通事故~警察との付き合い方でもお話しましたが、最近2回ほど事故に巻き込まれました。怪我がなかったのが不幸中の幸いです。

自転車で自動車と一緒に公道を走っていて、五体満足で生き延びていれるのは、幸運としか言いようがありませんが、

「幸運を引き寄せるのも日々の努力」

と思っています。

 

 

bjc-cherokee.hatenablog.com

 

事故を未然に防ぐ方法として、

  1. 状況を確認する
  2. 自分の存在をアピールする
  3. 死なない技術を身につける

 

1.状況を確認する

これすごいです。オートバイ系Youtuberさんですが自転車にも非常に参考になります。

その中でも

「ナイフを振り回している奴に皆さん絶対近づかないですよね。」

この一言無茶苦茶同感です。

周りにいる車は全て自分を殺しに来ると 思って、思い過ぎではありません。

車=危険 安全な距離を保つ。 

安全な距離を保つために、

 ●どこに車がいるか?

 ●あのスピードで走っている車は何秒後に自分に最も近づくのか?

この状況判断が非常に重要になります。

「離れる1cmより近づく100m」

現在1cmしか距離がなくても、離れていくのであれば安全。

現在100mの距離があっても、両者が時速100km/hで近づくのであれば非常に危険。

 

スピードは時間を圧縮します。

時間が圧縮されると、判断する時間。回避行動を取る時間。全ての時間が奪われてしまうので、

自分自身の、そして付近にいる自動車のスピードを読む。即ち何秒後に両者が最接近するのかの予測が非常に重要と思っています。

 

【高校生に見て欲しい】右直事故でクルマのせいにしてるライダーが必ず事故る理由 - YouTube

 

何をおいても、これが基本中の基本です。

 

2.自分の存在をアピールする

夜間の前後ライト、要所要所の反射テープ。

それに付け加えて、LED腕リングを使っています。

 

これのオレンジを右手首、車道側に巻きつけて点滅させていると、夜間の幅寄せが少ないように感じます。

以前にも書きましたが、手を上げて自動車に自分の存在をアピールする時には、手首のLEDリングとの相乗効果で良さそうです。

bjc-cherokee.hatenablog.com

ここまでは、よく言われてることですね。

 

3.死なない技術を身につける

経験を積んで身につけていく。以外方法はないんですが、こう言ってしまっては元も子もないので、

自分自身で会得して最も効果的だったテクニックを一つ紹介します。

それは

「あたり」

競輪でよく見られるテクニックです。

あの高速域でぶつけて自分のラインを無理やりこじ開けるテクニックです。

自分自身自転車のレースに出た経験はないのですが、レースに出るには必要最低限のテクニックとして、チーム内の走行練習で、鍛えられた経験があります。

レース中集団の中で、少しの接触でふらついたり落車すると、集団落車を引き起こすため、レースに出るためには、最低のマナーとして教えられました。

  1. ハンドルを守る
  2. 当たり負けない
  3. 常に発動できるようにする

1.ハンドルを守る

草彅剛さん主演の映画「メッセンジャー」の中でのワンシーン。

バイク便の奴が、ツヨポンが乗る自転車のハンドルエンドを蹴る。

これ、2輪に乗る者同士こそ知っている、弱点をピンスポットで狙った効果的な攻撃です。

ハンドルを引っ掛けられると、なすすべなしです。

当たるときは、最低肘より上。できれば肩から肩甲骨にかけて。

ヘルメットを被っていれば頭突きもありです。ハンドルから一番離れている場所なので、自分は安全圏にいて相手に攻撃できるので有効な手段ではないでしょうか?

UCI規定では頭突きは1回のみ。競輪は何回でもOKかな?

弱虫ペダルの中では、御堂筋くんが今泉くんに何度も頭突きしてましたが、あれ失格ですね。。。

 

2.当たり負けをしない

常に真っ直ぐ走ることを心がけて、体幹を鍛えることが重要です。

また、あたったときは、ある程度相手に体重を預けながらも、引かれたときにバランスを崩さないように、体重を預けながらも重心を自分と自転車の中に置く事が必要になります。

文章力がないので、うまく表現ができません。

 

3.常に発動できるようにする

練習中、集団でゆっくり走っているときに、突然あたられて道路脇に叩き落されたことが何度かありました。

知らず知らず道路端に追いやられて、突然ドン。落ちる先には、突起物がなくフカフカ芝生の上です。安全を十分に考慮した、優しい先輩の愛のムチです。

「気ィ抜いてんじゃねーぞ!!」

こかされた上に罵られます。(クソっ

今となっては、懐かしくもあり、大変感謝しています。

常に気を抜かない。事が大事ですが、技術的には、

●自転車に跨っている時は、常に腹圧をかけた状態にする。

腹圧をかけることにより走行ラインが安定する上、常に20%の力が入っていればすぐに100%の力を発動することができます。

●肘はりをしない。

肘が最外の状態で走っていると、ハンドルに直結している肘が一番最初に接触します。

肘を巻き込んでおけば、一番最初に接触する場所は肩となり安全が増します。

 

あたりを身に着けておけば、左折巻き込みに遭遇した際、衝撃を受けた自動車が緊急停止をしてくれるまで転倒せず、身を守ることができます。もし自動車がブレーキを踏まなかったとしても、自動車側面に張り付いたまま左折して、事なきを得ることができる可能性が残ります。

 

上記した内容は「生き残る可能性が少し上がる」かもしれません。

生きるか死ぬかの瀬戸際です。これをやっていれば絶対に安全。という方法はありません。

幾つもの少しの可能性を積み上げると、神様も味方についてくれるんじゃないでしょうか?

 

車でも、自転車でも、外から帰ってきた後には、

今日も一日、死なず・殺さず・捕まらず。

毎回自分の運の良さに感謝しています。

 

 

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