身の回りだけの話なので、サンプル数が少なく個人的な感想なのですが、
免許証返納後ガクッと老ける
方が多いように思います。
正確に言うと「車の運転をやめてしまうと」となりますが、
それまで自分で運転していた、お年を召した方が
「そろそろ運転が危なくなってきたので、年貢の納め時」
と自動車の運転をやめてしまうと"ガクッ"と、ハリが無くなるような気がします。
自分の判断で、運転免許証を返納されることは、勇断と大変評価したいところですが、その後の生活様式が、180度とは言いませんが160度位変化してしまいます。
免許を返納する時は、
「今迄の車の維持費をバス代、タクシー代に回せば同じように行動できる」
と返納を決意されるのですが、
実際の所、それまで何十年と自由気ままに、気の向くままハンドルを握っていた生活習慣を、
年を取ってから突然、時間表に縛られるバス。思い立ったらすぐ行動に移せないタクシーの生活に切り替えることは、並大抵の意識改革では実現することはできません。
不便を感じ、外出の機会が減り、徐々に家に引き籠もる。
結果として、運動不足や刺激不足により、急速に若さが失われる。
こんな方を沢山見てきました。
アクティブなお年寄りがいない。とは言いませんが、
残念ながら、引き籠もられるご老人が多いことも事実です。
そこで 自転車の薦め です。
老後に備えて、若いうちから自転車を趣味にすることをお勧めします。
自転車に乗ることが、苦にならないように、更には楽しめるように。
老後の備えは、色々考えなければなりませんが、老後の生活の質を向上させるためには、精神・肉体の健康っていうのは、第一優先項目とと思われます。
40歳から始めれば、生活の一部にすることができます。
現在コロナで、自転車の一大ブームが訪れていますが、このまま定着していくのか?
コロナ収束と共に、自転車離れが進むのか?
今自転車に乗り始めた方は、老後の保険として本格的に自転車にのめり込んでみてはどうでしょうか?