お気軽海外生活

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代理教師

日本人補習校で、先生の人手不足。
算数の先生役にアシストに入る。担当は、中2その後小4。
どうやら算数教育は、中学生は、日本がわずかに先行。小学は、中国が、無茶苦茶先行。のようである。
小学生は、計算早い早い。暗算・筆算何でも来い。
試しに、少数の割り算10問、生徒と競争してみたが・・・。
なんとか勝って、先生の面目保ちました。。
日本の教科書では、計算過程の"意味"を問う部分がある。これが中国の教育では、ポッカリと欠落している。計算は速いが、なぜこうしているか?という部分を中国では教えていないみたい。完全にマニュアル教育。
算数から数学に移行するにあたり、数字の扱いになれることは、必修条件。
パソコンができない人は、キーボード入力が自然にできるようにならなければ、その後のアプリの操作にスムースに移行できない。のと同様か?
もう一つ、数学に必要なのは、回答を導き出すまでの積み重ね。
ホームページを作っていて、階層ディレクトリーの構想がしっかりしてないと、とっちらかるのと同じ?

中国と日本の数学教育のすすみ具合が、逆転するのは、このあたりが原因か?
中国
→とりあえずやる。解らなくても数をこなす。最初は頭を使わない。考える必要が出てきたら、その後に考える。
日本
→一つ一つ理解しながら次の段階に進む。理解ができれば、そのうち頭を使わなくても、スイスイこなせる。

う~ん。中国と日本の仕事のやり方の違いに似ているかも。