今日営業でお邪魔した、カーエアコン工場の社長さんの話。
カーエアコンは、作って、品質チェックして売るのが、メーカーさんの仕事と思っていたら、なんと、車の設計から深く関係しているとのこと。
実際に、車に組み込んだ状態で、－５０℃～５０℃まで、湿度もコントロールすることのできる実験室の中で、シャーシダイナモのような機械の上で、おまけに、振動まで与えて、性能・耐久性をチェックするとの事。振動は、各国の道路で、実走データーを集め実験室内で、寸分の狂いもなく、再現する。
すごいことである。あけっけにとられて感心してしまった。
以前に聞いた、運送業界の話では、新車の運送を請け負うに当たり、工場から、トラック積み込みまでの間に、５０数項目の製品点検をしなければならないとのこと。それも、距離を走るとメーターが上がるので、５００m以内との、限定付き。
おまけに、コストダウン要請も・・・。
一台の車にも、目に見えない苦労が、沢山ある物だ。（きっともっと沢山）
