お気軽海外生活

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日中友好

本日瀋陽旅行フェスティバル2日目。今日も顔を出してみた。
そこへ総領事もひょっこりと。この総領事話好きで、割と面白い事を言う。最も言っている事100%実現できるかは、横に置いといて、、、でお決まりの何人か輪になっての立ち話。(座談会)

今日の一言。
 「日中友好は目的でなく手段である。」
そーそー、それそれ。単純明快に言い表してくれた。
"嫌いで結構。でも、それはそれ・これはこれ。"
そういう事は日常でも良くある。

飲みに行って横に付いてくれた子に"好きになれ"とは思わない。それなりに楽しく飲んで帰ってくる。だから又飲みに行く。一々客の事を好きになってたら、彼女たちも毎日やってられないに違いない。
例えが悪すぎるか・・。

引き替え・・・。国土交通省
日中友好のために、中国の人に日本を理解しにどんどん旅行に来てください。」まあ、その日中友好の先に何があるのかは知らないが、はっきり言って無駄。旅行くらいで理解できるモンじゃない。せいぜい外貨を落としてくれるだけ。

知り合いに親日家の中国人がいる。
彼が日本に1年研修に行っていた時、居酒屋で隣に座った酔っぱらいが、「そうかそうか中国から来たんか! がんばれよ。これ飲めこれ食え。」(と言っていたようだ。彼はこの時日本語さっぱり)これ以来、彼ともう一人は大の親日家。
外交費用締めて、2000円位の物か。
天才外交官の酔っぱらいオヤジは、こんな事はきっと忘れているはず。
今でもこの地方の年寄りは、親日家が結構いる。出来る日本語は「ミシミシ」(飯メシの意)。日本人と良く一緒に食事していたみたいだ。
ある婆ちゃんは子供の時、近所の日本人が作ってくれる小魚の佃煮が、好物だったらしい。作り方を教えて欲しいと言われたが、適当な小魚が手に入らない。日本に帰った時土産に買ってきたら、懐かしそうに食べてくれた。

"食べ物与えろ"ではない。そうなる前の経緯が重要。たかが4泊5日のパックツアーで、親日家になるはずがない。