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テレビ番組

8月15日前後、反○系の番組ばっかりで疲れた。
一週間くらい経って、だいぶ下火になってきてホッとしている。
で今日の中央電視台4で、1人の日本人女性を讃える番組をやっていた。「オッ心和む」その人物の名は、
  "緑川英子"
番組を途中から見て、話の流れが分からなく、今まで聞いた事のない名前だったので、ググって見ると、
日本帝国主義の侵略に反対するため、周囲の反対を押し切り、中国人の夫と、中国人民と一緒に戦うために中国に渡る。」
マッ最終的には、中国人民と一緒に戦った日本人。と言う事で、中国的には、中国人のカテゴリーと言う理解。
それにしても、反○!!打倒小○本鬼子!!一辺倒で、押してきた中にあっては、"日本人"を全面的に押し出して、褒め称えている姿勢に、何か変。と少し調子抜けしてしまった。

良く言われるのは、
 「○○さんは、美人だけど、性格がね~。」
 「○○さんは、性格は問題あるけど、美人だね~。」
聞いている人の印象上、後に持ってくる方が、前の否定的意見をうち消す。と言われている。
中国としても、このような意識的な部分があるのかないのか?

映画"赤い月"を見ても思ったのだが、常盤貴子扮する"波子"が、長男の出兵を不本意に見送るシーンがあった。
うちの婆ちゃんもこの一人で、「息子を取られた」が口癖だった。年寄りに人気の「皇室チャンネル」なんかも、すぐにチャンネルを変えるし、"天皇"の言葉を聞くだけで不機嫌になっていた。

「強い国家」は必要だと思うが、政府の目的達成のために、不本意な巻き込まれ方をする。と言うのは???
最も、こんな事が言えるのは、現在だからであって、当時の状況では、口が裂けても言えなかった。と言う事も理解できる。
緑川英子も、そんな日本が厭で中国に渡った一人なのかも知れない。でも口には出来なくても、行動できなくても、当時そう思っていた日本人は、少なくないに違いない。

引き替え今の中国。やはりどう思っていても自分の地位安定のために"親日"を口に出来ない偉いさんも、少なくないに違いない。その下に集まってくる人間は、上がそう言うのだから。と、心より"反○"を盲進する人間が多くなった。思想コントロール大成功である。・・・違うかな?

まっ取り敢えず、今日の所は、
 日本人は、××。 から、
 日本人でも ○○は居る。 に風向きが変わった。
今ここに住んでいる日本人にとって、緑川英子さんグッドジョブである。