お気軽海外生活

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トラブル

仕事上で、お客さんとの間にトラブルが生じた。

内容としては、ウチの納品した商品を、お客さんトコの従業員が持ち出し、現金化しようとしたもの。
やや特殊な商品であり、簡単に換金化できないので、販売元のウチに持ち込んだというわけ。
ウチの事務所にひょっこりと現れ、

「返品したいから」

と言うことだが、直感的に"クサイ"と判断して、

「いゃ~、担当者が外出中なので」

と適当にごまかし、もう一度日を改めて来て貰うことに。。。
すぐに、お客さんの会社の責任者に連絡。対策を練る。
相手先は、大慌てで対策に当たっている様子。
但し経営陣は、怒りと共に相当落胆の様子。
「経営陣の管理不行き届き」「信頼している社員に裏切られた」


色々な考え方が、あるだろうが、これは仕方がない事。
ストレートに言えば、「日常茶飯事」
今まであちこちの会社で、いろんな例を見てきているので、ウチから言えば、「今度はこちら様ですか。」くらいの感覚。
但し、当事者になると相当ショックは大きいはず。


今回すぐに連絡を取ったのも、正義感と言うよりも、商売のため。
ウチにとってのお客さんは、お金を出してくれる経営側。商売の信頼のため。


裏を返せば、買い取りで儲けている納入業者も多々ある。
単刀直入ないい方をすれば、得意先に泥棒を常駐させ、納品した商品を再び安い値段で引き取る。それをまた売る。→エンドレス。

落語で、鳩の捕まえ方。と言うのがあった。
糸で括った豆にひまし油を塗って、鳩に食べさせる。鳩下痢。出てきたた豆を次の鳩が食べ・・・→エンドレス。糸に繋がった鳩を収穫。

ほとんど落語みたいな話が、いくらでも存在する。

今回の件については、どのような解決を見るのか?
一週間やそこらは、こちらの仕事が出来ないほど振り回されるはず。
それでもいい。ウチらみたいな、何の取り柄もない小さい会社が、大手に入れるのは、こういう小さな事を真面目にやるしか存在意義がない。

お客さんの会社が順調に回って、もうけて貰って、そこからウチにもほんの少し儲けさせて貰えれば。
大きな会社にとっては、些細な金額でも、ウチらのような小さな会社では、大きな金額になる。絶対額で張り合ってもしょうがない。

あ~ それにしても、当分は気が重い。