![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/bjc_cherokee/20190809/20190809104916.jpg)
サービスマニュアルからの疑問点。
その1 燃料レギュレター
インジェクターに燃料を供給するギャラリーの、OUT側に一般的に設けられている、燃圧制御のためのレギュレターが、マニュアル上には存在するが、実車上ではいくら探しても見あたらない。
タンク内の、燃料ポンプ直後に燃圧調整がされているよう。
これがレギュレターのはず。
ギャラリーに付くタイプの物は、インマニ負圧との相対圧力で圧力が掛かっているが、
このタイプでは、絶対圧力でしか制御できないので、少々役不足。
その2 燃料ポンプ制御用レジスター
マニュアルでは、燃料ポンプ電源に2つのリレーが設置されていることになっている。
メインのON-OFFリレーがあり、それの下流にポンプ回転数制御用のON-ON
リレー。一方のONはダイレクトに燃料ポンプに12Vを送り、他方のONは固定抵抗を介して燃料ポンプへ。
ON-ONリレーは、ECUにより制御されている。
エンジンが低負荷の時はレジスターにより低電圧でポンプが駆動され、高負荷になると、12V全開でポンプが駆動される。
このレジスター&リレーが実車では発見されない。
この燃料ポンプ2段階駆動であれば、低回転・低負荷時のみに燃圧低下を起こし、高回転・高負荷域(ポンプ12V駆動時)には問題が発生しないことも十分考えられる。
ポンプ直結駆動の条件は?
高負荷・・・バキューム、スロポジ
高回転・・・クラセン
その他は? バッテリー低電圧、コールドスタート燃料リッチ。
症状と、今迄手を入れて改善された部分と、一致するような気もするのだが、、、
タンク内レギュレターの採用で、ポンプ制御レジスターが廃止されたとなると?
レギュレター不良、ストレーナーの詰まり。が怪しいかも・・・。