今更ながら、松本人志の「大日本人」を見た。
噂になっていたので、興味はあったのだが、なかなかきっかけが無くて、、、
見た後の感想は、?!??!!???!!!☆
一言で言えば、
いろんな味のチューインガムを口いっぱいに詰め込んで、グチャグチャやって、風船膨らましたら、根本がチュルッと唇から滑って、、、
地面に落ちた砂まみれのガムを、むなしく眺めている。。。
みたいな映画。 (完全に訳分からん)
色んな不平不満・問題提起があって、色んな手法で映像にしてみました。みたいな、、、欲張りすぎて、最後には収集が付かんようになって、どたばたコメディーの最後の幕引きをやってしもた。
ような感じがする。
最後のウルトラマン家族との食事は、混乱した視聴者を笑いで煙に巻いて、その場はなだめておこう的な、、、
これだけの、テーマ&表現手法を一本にまとめたのは、うまいのか?投げやりなのか?
多分、最初の段階から北野武に対抗して、カンヌを目指した作品作りのような気がする。
全体の進行として、「ゆきゆきて神軍」を思わせるような流れ。
「アキラ」のような描写や、日本のお家芸「ウルトラマン」的特撮。
どれも、世界で高い評価を受けている表現方法をパクりまくっているような気がする。
そこに、「帝都物語」テイストを振りかけると、、、、
「大日本人」になる?
映画自体は、あちこちに「ごっつええかんじ」的な笑いがちりばめられているが、最終的には映画自体としては、自分的には20点。
いろいろ裏読みしてみる楽しみ、という観点で見ると、80点。
全体的には、やっぱりよう分からん映画。