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中国の不動産が変

瀋陽の不動産の動きが怪しすぎる。
08-09年末の比較が14.2%Up。10年3月末-4月末の比較が12.9%Up。
それで、10年5月からの法改正で、
・一人で2つ以上の不動産を持つ場合には融資を受ける事ができなくなった。
・融資の条件として、頭金が30%→50%に引き上げ。

まぁ一番目は良いとしよう。投機目的の住宅販売が抑制されるので、住むための部屋が必要な人にとっては、ありがたい話である。

二番目は?この法律は遡り適用されるとの事。
今年4月に頭金30%を捻出してやっとローンを組んで部屋を手に入れた人も、更に20%の現金が必要になる。
あるわけがない。
銀行は融資ののストップ。不動産屋が契約を白紙に戻せば、マイホームの購入をあきらめるだけで話は済むのだが、、、
不動産屋は返品に応じない。
と、、、銀行の融資が付かないので、不動産屋は家主から部屋を取り上げる。けど頭金に支払った30%は戻ってこない。残りの20%の現金を用立てる術もない。
政府の統計で、異常な不動産価格の高騰を演出して、不動産を買い急いだ一般庶民から現金を巻き上げる。
これって、一体どうなるの?
自分自身経済学については全く疎いので、話が見えない。
一般庶民の手元現金が無くなったのでデフレになる?
それとも不動産屋があぶく銭を掴んだのでインフレになる?
不動産屋が受け取った頭金は銀行に返済されるので銀行は安泰?
どこをどう考えても、突っ込み所はいっぱいの割に、先が見えない。

よく分からないが、これが中国バブル崩壊の引き金?