お気軽海外生活

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O/Hその後

チェロキーのO/Hが上がってきてから1週間。
帰ってきた翌日に水漏れで2泊入院。
前回オーバーヒートの原因になった、ヒーターバルブの破損。
前の時は、プラスチック製バルブの"ス"が原因だったが、今回は明らかにホースバンドの締め込み過ぎ。
どうしてもプロの仕事は、漏れを恐れて締めすぎる傾向にあるよう。
自分でやれば、軽めに締めて漏れたらまた増し締め。この辺が時間に追われず、全て自己責任の素人仕事の良いところ。

今回の水漏れと、前回の水漏れの違いは、
前回はバルブが破損して一気に水温上昇。
今回は徐々に水温が上昇して、スピードダウン後バルブが破損。水温上昇。
前回同様、ヒーターホースをバイパス直結で整備工場まで自走。
点検・バルブ交換・冷却水詰め替え。
整備工場の話では、徐々にクラックが入って水漏れ。最終バルブ破損に至ったとの診断。

燃焼ガスの水路進入、ガスケットカスによるラジエーター詰まりを疑ったのだが、その後は水温上昇の兆し無し。
それどころか、O/H直後より水温が低め安定。
理論上、O/H直後の当たりが付いてない状態より、当たりが付いて圧縮が上がった方が、水温が高めになるのでは?
それともよっぽど部品の精度が悪く、当たりが出るまではフリクションが大きくて発熱も多い?
まさか、昭和30年頃の車じゃあるまいし、、、、
昔は新車の慣らしオーバーヒート要注意。だったと聞いているが、、、

たぶん、、、O/Hでブロック内の水を完全に抜ききっていたので、水路に空気が噛んでいたんじゃないか? と推測。もうちょっとしっかりエア抜きしてよ。。。

現在まで200km弱走って、徐々にリングが馴染んできた感じ。
アイドリングが、徐々に落ち着いてきて、低速トルクも出てきた。
上まで回していないので、分からないがアクセルの付きが良くなってきている。

問題は油圧が低め。冷間時は十分。暖まってアイドリングもそこそこ。
暖まった後の5速80km/h位で、3.5kg/cm2弱。O/H前はこの条件で4.5kg/cm2位あったので、少し物足りない。
オイルが柔らかいか? メタルも新品でオイルクリアランスも詰まっているし、オイルポンプも去年換えて馴染んでいるので、オイルが柔かくてももう少し油圧が上がっても良いはず。
それとも、メタル交換していない? それで粘度の低いオイルを使ってる?
この辺りは、後日要確認。

全体としては、だいぶ良い感じ。ガタの出てきたディストリビューターは交換が必要。
でも、今までのO/H経験から言うと、もう少し劇的に変化しても、良いような、、、少し物足りない。
やはり工場に頼んだので、新品パーツの面取り等最終仕上げをして組み込んでない分馴染みに時間が掛かって、劇的な変化がなかったのかも、、
500km位までは、じっくりと様子見。