お気軽海外生活

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久しぶりに見た良い映画

「空気人形」
最初ちらっと見て、「アホくさ、やめよ。」と思いながらそのまま一気に見てしまった。

中国のネット上で、「日本」「60分以上」と言うキーワードで引っかかってきた映画を見るので、こういうことが起こるのである。

見終わっても、感動・感激・爽快感、全て無い。
見ている間も、ハラハラ・ドキドキも無い。ごくたまに力の抜けるような笑いがあるだけ。
見ている間中、心が安らぐような、居心地の悪さを感じる。
しらふでは見てられない。途中からチビチビとやりながら見た。

カメラアングル(?)がすごく良いような気がする。
行間を読まされている気がする。

ともかく考えさせる映画。
見終わってから、力なく目が潤んできた。
多分、これを哲学的というのだと思う・・・哲学の単位は取ったが、哲学って良く解らない。

完全に人間性っていう物を否定し続けながら、人間性こそ一番大切って言っているような、、、
一番大事な部分を鷲?拙みにされて、地面に叩きつけられたような感じ。

「もう一回見てみるか?」って言われると、
勘弁して下さい。お腹いっぱいです。あと2~3日考えさせて下さい。
っていう感じ。