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ニュースから

中国、ゴールデンタイムでの外国アニメ放送禁止へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060814-00000630-reu-ent
以前から何度か、この手の報道があったようだが、昨日までは、実行されていなかった。
今日からなのだが、今日は娘がテレビを見ていなかったので、実施されたかどうか分からない。
これ以外にも、一つの放送局で一日のアニメの総放映時間に占める、外国アニメの放映時間○○%以下との法律が以前どこかで、報道されていたと思うのだが・・。

直接の理由は、
共産党では、外国のポップカルチャーが国の若者に与える影響を懸念している。」
と言うことだが、これは食い止めるのが不可能。
一般のテレビで、受動的に海外アニメを見る層は、小・中学生まで。
若者と言う限定であれば、チャンネルを捻って(古い表現)海外アニメを見ることが出来なければ、それ以外に方法を考えるはず。
自分で海賊版なりなんなりを、買ってきて見ることも自由。

裏読みしてみれば、
中国、天然資源を「鯨飲」・国連が報告
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20060831e003y22731.html
中国の新しい輸出産業として、アニメーションを考えている?
アニメであれば、天然資源に頼らずに大量生産が可能であり、原材料を外国に求めることなく、輸出金額=外貨獲得高。
天然資源問題の国際批判も避けることが出来るし、外貨の獲得&流出防止についても申し分なし。 一石二鳥である。

中国「Web2.0」ブーム、早くもバブル崩壊の兆し
http://www.nikkei.co.jp/china/news/20060829c198t011_29.html
現在のアニメ制作現場と言えば、現在はコンピューター技術を駆使したハイテク産業。
天井が見えてきた現状の中国の「追いつけ発展」では、中国市場を狙う世界のベンチャーキャピタリストからの、外資導入を逃してしまう。
アニメの世界であれば、現在の海外技術を取り入れて中国色溢れる作品を造ることにより、ある意味では「追い越せ発展」も不可能ではない。

但しこれで発展するためには、海賊版の問題が一番大きな壁。
このことについては、何よりも、中国自身が一番よく知っていること。

WTO加盟で、世界から批判を浴びている不法コピー問題を逆手にとって、中国という国がこの分野で発展することが出来るのか?
見物である。