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国際製造機械展示会

瀋陽出張のKさんの目的は、今日から始まる「展示会」
瀋陽でのこの展示会は多分5回目。
ウチとしては、大型機械設備を買うような工場ではないので、展示品に用はないが、中国の産業進出状況、工場で使われる機械の要求などを、見るのに興味がある。
本人的にも機械好きのため、見ていて楽しい。
当然ここ瀋陽の、日本企業進出予定等も、ウチの商売のために非常に大切な情報収集の場。

今年の展示は、SIEMENSが力を入れていた。「自動化之光未来城」と題して大規模な展示を行っていた。工場のオートメーション化並びに各種センサーを駆使した、製品管理及び工場内安全の徹底化。
確かに先進国では、人件費削減・効率化を目指して、一昔前から開発を続けている部分ではある。
中国に進出してくる企業は、今尚安い人件費を求めて中国を生産の拠点に工場を建設しているのではないのか?

オートメーション化するメリットは?

確かに中国では人件費が安いので、日本であれば一人で足りる作業を、5人掛かりでやって、短時間で終了させようとする面がある。いわいる千手観音攻撃。
但し、1人で出来ることを5人でやるので、ミスの発生率が5倍以上に増えるのも事実である。←感覚的な個人意見。

土地代・工場建設費が安く、価格の安い中国製海外ブランドの工作機器を大量導入しても、コスト的に採算が乗る。と言うのも一つの条件かもしれない。

SIEMENS館では、北★鮮のバッチを付けた一団が、興味深げに参観していた。
ちょっと一足飛びすぎないか?

NC工作機器・それに使うバイトの展示も多く、中国工業の発展の早さには驚く。
但し、中国では良い製品を作る目的で良い工作機器を必要とするのではなく、高い工作機器が有れば良い製品が出来ると思いこんでいる節がある。
匠の技+使い込んだ旋盤が作り出す芸術的工業製品は、中国では否定される。
factoryoutletであったが、マシニングセンターが、82k$で売られていたのは驚いた。
自分で町工場でもやっていれば、絶対に衝動買いしてしまいそう。

とあるブースで、振動ペンの展示即売をやっていた。8$也。
これは思わず衝動買いしてしまった。
販促の兄ちゃん上手すぎ。普通の鉛筆みたいにスラスラ字を書く。家に帰って使ってみると、重いのと振動で、綺麗に字が書けない。練習が必要。