お気軽海外生活

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ヤマダ電機瀋陽店に行ってみた

指の骨折以来ブログ更新もサボり気味で、久しぶりのUP。

ヤマダ電機に行ってみた。
海外第一号店「瀋陽店」。

第一印象
・広い
・明るい
・商品が豊富
雰囲気的には、日本のヤマダ電機にいるような気分。
店員が客を押しのけて、客の前を横切って歩くようなことが無い。これは中国では画期的。気持ちよく品定めができる。

じっくり商品を見てみると
 「高い」
ヤマダ電機って安売り王のはずでは?
地下一階の輸入品雑貨コーナーの商品は高いとしても、、、主力の家電が高い。国美・蘇寧等の中国に今迄ある家電量販店と比べて中国製商品の価格が約30~50%高い。他では品揃えが良くない日本ブランド炊飯器等は比較の対象が日本国内販売価格となるので、それなりのお値段。
しかし、事前価格リサーチを徹底的に行う中国消費者を相手に、中国ブランド同一製品が他より割高なのは致命的。いっその事ヤマダでしか売っていない日本ブランド商品のみにして、よその店と価格比較ができないようにすればいいかも、、
「こたつ」これはヒット商品かも。日本に行ったことのある中国人も結構こたつ好きになって帰ってくる。けど庶民の味方こたつの値段が2万5千円~というのはいかがな物か? こたつ布団まで全部揃えたら5万円近い出費。・・・価値無し。

パソコンはそこそこ安いかも。日本で流行のモニター・本体一体物のパソコンが中国市場では目新しい。価格は日本と同程度。但し地デジ関連の機能が一切無いので実質割高。
但し、新しもの好き・見た目重視派の中国市場では案外売れるかも。
自作部品については、「取りあえず置いてます」程度。瀋陽でんでんタウン三好街に、品揃え・価格で到底太刀打ちできない。

周辺機器は充実。但し店員がダメダメ。ひたすら後ろを追いかけてくる。

BUFFALOの無線ルーターがあったので、物色していた。
家の環境は、有線でデスクトップ一台。無線でデスクトップ・ノート各一台。無線でWii一台。無線でDS2台。これが基本構成。
DSiだとWPA2セキュリティーに対応しているのだが、ウチのは2台共旧型のDSLight。よってWPA2設定の電波と、セキュリティー無しの電波が同時発信できる無線ルーターが最適。どちらかというと家庭用安物がこの条件を満たしている。
安いBUFFALOの無線ルーターを見ていると店員が。
「何をお探しでしょうか?」(来た来た・・)
取りあえず説明すると、
「これだと最高機種で全ての機能が使えます」
いや・・・最高機種過ぎて802.11nしか使えねーじゃん。ウチのは全てb・gしか受けれないし、、、通信速度150も出てるし、、、中国の回線一般的にはいくら速くても、8M位だし、、ウチなんて1Mだし、、、なんと言っても目的の、2電波同時発信できてないし、、
人の話を聞けずに高いモン売りつける事しかできない店員なんて、、、

総評として、日本国内の過当競争でメーカーからの仕入れ値を落とす必要がある時に、売れ行きが鈍い。
日本国内だけでなく、海外での取引数量も加味してメーカーからの仕入れロットを増やして、大幅な値引き交渉権を引き出すためのヤマダ電機海外進出計画。
中国人が大量に日本で家電を買い求めて帰って行くので、中国に販売拠点を設立。国内での薄利を中国で穴埋め。
・・・中国では高すぎて、そっぽ向かれる? 品揃えの方向性を変える必要がありそう。