お気軽海外生活

1コンテンツ1000円以内の自転車ネタが中心です。 お財布負担はライトに、整備内容はヘビーに。

長い間ほったらかしだった

なんだかダラダラと、ほったらかしにしてしまっていた。
何となく再び、気が向いたのでちょっと志向を変えて再開。

最近車雑誌を買わなくなった。「海外にいるから」と言うのも最大の理由だが、ネットで検索すれば色々な情報が簡単に手に入り、最大のメリットが無料。
無料の良いところは、
・販売目的じゃないので、広告や提灯記事の必要がない事。
・一つの車について超々ロングレポートが読める事。

提灯記事じゃないので、巷で流行しているオカルトチューン的な商品を辛辣に評価しているのが面白い。最近はガソリン高と言う事もあり、この手の商品が結構取りざたされている。

いろんな評価を読んで、自分自身も幾つか手を出してその結果。
「この手の商品を取り付けると効果がある」との結論。
この手の商品が効果がある。のではなく、この手の商品を取り付けると効果がある。

理由は、この手の商品の取り付け説明書によると、
「必ずパッテリー端子を外してから作業を行って下さい。」
と記載されている。
パッテリー端子を外して作業をすると、、、
最近の車は、コンピューターの学習機能がリセットされる。
メーカーのコンピューター初期設定は、安全マージンを取って全て空燃費がリッチ方向にセッティングされている。
学習が重なる毎に、徐々にリーン方向に補正される。多分そう。

だとすると、コンピューターリセットによって燃調がリッチ方向に変化する。メーカーセッティングなので、かぶる程濃いはずはない。
結果として、低速トルクの上昇・アイドリングの安定。これを感じてアクセルを絞れば、燃費が良くなる。
おまけに、バッテリー端子を外して付け直す事により、接点の汚れが削られて通電が良くなる。当然点火も強くなり、言うこと無し。

純正になかったパーツを取り付けた影響で、どんどん学習されて初期設定とかけ離れたセッティングになる。
次の新しいオカルトパーツを取り付けると、リセット前後の設定の差が大きく、更に効果があったように錯覚する。結局はこれの繰り返し。

結構否定的に書いてしまったが、案外オカルトパーツって言うのは、この辺を狙った商品では? と思ってしまう。