お気軽海外生活

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ブレーキOH

昨日に引き続き車いじり。今日はFブレーキのリフレッシュ。

問題発生。パッドがキャリパーマウントに収まらない。
パッドの縦方向が、キャリパーマウントの間隔より、微妙に長い。ほんの0.5mm程・・・。キャリパーマウントは、通常使っていれば、開いてくるはず。だのにパッドがキツイと言うことは明らかに設計ミス。
それとも補修用部品として販売されているので、開いたマウントに対しても、きっちり収まるように、大きめに設計されているのか?
入らない物は仕方がない。入れるしかない。すなわちパッドのバックプレートを削る。
力の掛からない下側(チェロキーのキャリバーは後配置)をヤスリで削る。パックプレートにヤスリ掛けしたのは初めて。普通しないと思うが、、結構サクサク削れるのに驚き。バックプレートというのはもっと硬い材質だと思っていた。しっかり寸法あわせをして一件落着。
左側を終了して、右側の作業に取りかかる。
ゲッ、パッド1set4枚に左内・左外・左内・右外。の組み合わせ。
右側が作業できないので、掃除スライドピンのグリスアップのみで、左新品・右そのまま、の状態で、部品を交換しに行くことに決定。

ついでに、前から気になっていたオイルパンからのオイル滲み対策で、オイルパン取り付けねじの増し締め。
一周に渡って増し締めするためには、スターターの脱着と、ミッション側のバッフルプレートの脱着が必要。
車の下に潜り込むと、それまで、その辺で自転車遊びをしていた娘が応援してくれる。
 「難しい言葉で言わないでね。」
と言いながら、12のソケット・13のソケット・クネクネ(ソケットのユニバーサルジョイント)取ってと言うと、そつなくアシストをこなしてくれて大助かり。
結構ねじが緩んでいる。はっきり言ってスカスカ。2年ほど前にコンロッドメタルを交換した時に取り付けたガスケットの痩せを追い込む。
良くこれで、ポタポタ地面にオイル漏れをしなかった物だと、改めてアメリカ設計のアバウトさ、じゃなくて許容範囲の広さを思い知った。
日本車であれば、完全にダダ漏れ状態。
今まで、いろんな車でここのねじをねじ切った経験上、オイルパン取り付けねじという物は、締め付けトルクの許容範囲が狭いと思っていたが、日本車以外は結構ラフなのかもしれない。

娘の自転車を調整してやる。
サドル・ハンドル。こうやって調整してみると、娘の成長が改めて、実感できて何となくうれしい。