今日も又、外回りの帰りにディーラーによって新車の見学。
1.シトロエン(東風雪鉄龍)
シトロエンC2。
日本では3drなのだが、中国では5dr。
内容的には、プジョー206と共通プラットホームの様である。
旧型のBXも展示してあったので比べてみることに。
結構良くできている。
新旧見比べると、明らかに技術進歩の差が感じられる。
コストダウン的にも、相当の進化。
シャーシのスポット溶接もキレイにできているし、要所要所のコーキング剤も、きっちりと盛られている。
2.シボレー(雪仏蘭)
セイル
これも新型のLovaと比較してみる。
明らかに、新型はコスト重視で作りが雑になっている。
特に見えない所だからか、サイドステップの下回りの、スポット溶接が雑すぎ。危うく手を切る所だった。
しかし一貫して、良くも悪くもアメ車的な作り。
この価格帯の車では、唯一(?)エンジンフード・バルクヘッドに防音材が入っているし、カーペット下の防音材の厚みも、明らかにたっぷりと入っている。
走行時の騒音について非常によく考えられた作り込み。
但し、ドアの吸音に関しては今一。
結構ドタンという感じでドアが閉まる。鉄板の剛性感は感じられるが、今の消費者にとっては不快な耳障りかもしれない。
個人的には、昔のペンツのような音で好きなのだが・・・。
セイルのエンジンは、最近何の猫も杓子もDOHCの時代に反してSOHC。
ヘッドがすこぶるコンパクト。
ボルシェ928辺りに採用されてる、ヘッドカバー内カムシャフト組み込みタイプなのか?
エンジンの頭が軽いと、重心が下がってキビキビ動くので大歓迎。
シフトのR位置が特殊。ゲトラグ製トランスミッション?
Lovaは「アメ車のフェンダー=タッピングビス止め」の常識を覆した、ボルト止め。
このシボレーのディーラー姉ちゃんが、いけすかん。
「何をあちこち見てる。この車は、ハイテクもないし、走るだけの機能。カタログの装備だけ見れば十分。」
アホか。。。
シボレー・シトロエン共に、エンジン回りは、ぶっといメインハーネスを効率よく引き回して、センサーのコネクターも防水効果の良さそうな物を採用している。
日本的な車作りと、欧米の車作り。
見比べてみると、結構興味深い。