長い間の懸案だった、フロントアクスルのクロスジョイント交換。
やっと時間も取れて、開始したのだが、、、
クロスジョイント交換については、初めての挑戦。
あちこちで資料を集めて、ヨークをコツコツと叩けば、カンナの刃の要領でベアリングキャップが浮いてくるらしい。
ウチの車は、ABSもついていなので、アップライト内側に結構な余裕があるので、ペアリングキャップさえ浮いてくれば、シャフトを抜かずに何とかスパイダージョイントを外すことができそう。
しかし、実際に作業を初めて見ると、ボロボロに摩耗しているので、Cクリップなのか、オイルシールの残骸なのか見分けることもむつかしい有様。
タイロッドを切って、作業をしやすくする。
泥を落として、Cクリップが見つかれば、スムースにクリップを外すことができたのだが、いくらヨークをひっぱたいても、キャップが浮いてこない。
30分ほどひっぱたいても、一向に状況が変わらないので、
"玉砕"
正攻法で、ドライブシャフトを引き抜いて、ジョイントを交換する以外に方法がない。
FF車のドライブシャフトであれば、センターナットさえ何とかなれば、後はスムースに行くのだが、チェロキーの場合は、全てがホーシングの中に入っている。
またドライブシャフトを外しても、プレスなり万力なりで、ジョイントを分解しなくてはならないので、現在の手持ち設備では何ともならない。
よって工場に頼む以外に方法はない。
クリップを取り付けて、今日の作業は終了。
ついでに、下回りのポールジョイントのブーツ交換。
長年使っていた、ラストバスター(電子防錆)が、8年目を過ぎた当たりから、さぼっているようなので、新しく買い込んだ、ラストプロテクターに取り替える。
疲れた割には、収穫がなかった今日の作業。
