JAF:雪道で4WDは上り坂に強くても下り坂では止まりづらい!
よく読んでみると、、アホかと、、
比較対象の車の重量は、
二駆のサンプル車が、790と1370kg
四駆のサンプル車が、1470と2090kg
最低、二駆/四駆をラインナップしている車種を選んで欲しかったですね。
表題は、
「雪道で重い車は上り坂に強くても下り坂では止まりづらい!」
に変更すべきです。
わざわざ記事にしなくても、E=mV^2の物理法則を知っていれば、ごく当たり前の話なのですが、
この法則に従えば、
「雪道でスピードを出すと止まりづらい!」
別に法則を知っていなくても、ごく一般常識なのですが、、
実際自分でも四駆車で、氷上を走ってた経験上、表題の意味はよくわかります。
パートタイム四駆だったので、よほどのことが無い限りFR固定で走っていました。
なぜなら「怖いから」です。
FRであれば、アクセルを踏んでも前に進みません。
加速ではスリップして前に進まない。コーナーでは横を向くだけで、ハッキリ言ってスピードが出ません。でもそれでいいんです。雪道は。
危険な時はブレーキが利く必要があります。
スピードが出ているとブレーキが利きません。
スピードが出なければ、ブレーキで間に合う可能性があります。
見事な三段論法です。
四駆に入れてしまえば、上りもガンガン登ります。そのままアクセルを踏んだままコーナーに飛び込んでプッシュアンダーが出たとしても、右足でアクセル踏んだまま、左足ブレーキで鼻を落としてやればシリが出てくれるので、その後はアクセルべた踏みでラインに乗せることができます。フロントも駆動しているので、FRのように巻き込む事も無く、滑りやすい路面でも楽々ドライブです。
「楽々ドライブです」その後ブレーキを踏む必要があると、、、どこかにぶつかる以外停まる方法はありません。
前後輪繋がっているので、FRのように更にアクセルを踏み込んでスピンさせて停まることができません。というか、既にスピンさせて停まれる速度域など、とっくに何処かに置き去りにしています。
四駆怖いです。
心強いですけど怖いです。
反則技です。
四駆乗りの方は、決して無理をしないように安全運転を心がけましょう。